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ホラーアニメの金字塔!『ひぐらしのなく頃に』

『正解率1%』
続いて紹介するのは2006年に放送された『ひぐらしのなく頃に』。
同人サークル「07th Expansion」によるゲームが原作で元々は夏コミ(コミックマーケット)で発表され、同人作品として10万枚を売り上げたことでメディアで取り上げられ、知名度が上昇しました。
-あらすじ-
都会から遠く離れた山奥にある寒村、雛見沢。人口2千に満たないこの村に、最近都会から引っ越してきた前原圭一。明るくて話上手な圭一は、学校でもすぐに周りのクラスメートと仲良くなった。一番の仲良しで世話好きなレナ、リーダー格で委員長の魅音、トラップの達人で下級生の沙都子、古手神社の娘であり、不思議な雰囲気の持ち主の梨花・・・仲間との他愛のない日常を過ごしていた。それは、永遠に続くかに思えた。毎年6月に行われる祭、「綿流し」。そう、その日も楽しい一日になるはずだった。
雛見沢にまつわる、ひとつの謎を知るまでは・・・。
祭りの日に、繰り返される惨劇。毎年、一人が死に、一人が行方不明になるという、数年前から始まる連続怪死事件。事件の真相は?犯人は?圭一は、好奇心から村の闇へと足を踏み入れてしまう。その日を境に、圭一の周りが少しづつ、だが、確実に変わりはじめる。そう、すべてが・・・
ひぐらしのなく声だけが変わらず、雛見沢に、少し、早めの夏を告げていた。
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ホラー系アニメのまさに金字塔とも言えるひぐらし。
可愛らしい絵とは裏腹に、第一編となる「鬼隠し編」の結末に衝撃を受けた視聴者も多かったはず。
2016年にはアニメ10周年を記念し様々な催しも行われ、長きに渡ってファンから愛されている作品です。
雛見沢村という閉鎖的なひとつの村で繰り広げられる人間関係が各編を通してとても良く表現されているので、最終編である「罪滅し編」まで観ることが大前提と考えて観ることをおすすめします。
逆に途中で観るのをやめてしまうとただのホラーアニメという印象で終わってしまうかもしれません・・・。
それほどまでに各編に隠されたトリックは巧妙で、種明かしされるたびに思わずため息が出てしまうほど。

出典:©竜騎士07 / 07th Expansion / ひぐらしのなく頃に製作委員会『ひぐらしのなく頃に煌』より
ほのぼのとした日常部分は柔らかい雰囲気ですが、シリアスな部分はとことん残酷に無残に。この切り替えがとにかく上手に為されていることで、より恐怖心が煽られるのかもしれませんね。
ストーリーやアニメの世界にのめりこんで観ることで、この作品の最大限の面白さを味わえます!
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"和製ホラーの傑作小説!"
"和製ホラーの傑作小説!"
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