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高校野球といえば兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場で行われる「選抜高校野球大会」と「夏の甲子園」が有名ですよね。
全国の高校球児にとって甲子園は憧れであり夢の大舞台です。
そんな夢に一生懸命な高校生を身近に感じながら応援できる春・夏甲子園の違いや魅力を紹介します。
選抜高校野球大会と夏の甲子園との違い

選抜高校野球大会と夏の甲子園では出場校の決定方法が違います。
春のセンバツと言われる選抜高校野球大会は選考委員会によって32校が決定され、夏の甲子園では各都道府県から1校ずつ、北海道と東京はそれぞれが南北・東西に分かれて地方大会を行い各地方大会で優勝した学校が出場校となるため全国で49校が出場できます。
簡単に言うと選抜高校野球大会は「委員の選抜制」、夏の甲子園は「完全トーナメント制」であり、
春のセンバツの32校には秋季大会の結果を考慮した選抜校にさらに「明治神宮大会枠」「21世紀枠」という特別枠3校が含められています。
選抜高校野球大会の21世紀枠って?
選抜高校野球大会の特別枠にあたる明治神宮大会枠は名前の通り11月に行われる大会で優勝した地域の高校に出場権を与えるというシンプルなものです。
一方で21世紀枠とは2001年の第73回大会の際に創設された比較的新しい選抜枠です。

選考基準は部員不足などの困難を克服した学校や他校の模範となる学校というものでシンプルにいうと他校にいい刺激になれるように頑張っている学校にスポットを当てようというもの。
言葉だけをみると実力と関係がないのではないか、という疑問が湧いてくると思いますが、もちろん秋季大会の結果も一定以上残していないと選抜されることはありません。
毎年異なるこの21世紀枠に注目してどんな高校がどんな理由で選抜されたのかをみるのも選抜高校野球大会の楽しみ方の一つと言えます。
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"野球を知らなくても楽しめる!夏の甲子園は全試合がドラマティック。"
"野球を知らなくても楽しめる!夏の甲子園は全試合がドラマティック。"
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