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2nd シングル「それは小さな光のような」


「僕だけがいない街」の作品に沿った楽曲で同作品のOSTも担当した梶浦由記さんが作詞・作曲。

ノスタルジックで不思議な不気味さも垣間見える、梶浦由記さんの音楽性が色濃く出ている楽曲です。

素朴で牧歌的なハチロク曲の良さとそれを活かしたアレンジがリスナーを惹きつけます。深々と降る雪の中、歩みをすすめるようなアコギの静かなイントロとAメロからのさユりさんの未成熟さを感じる声が「僕だけがいない街」の作品のイメージを上手く表現しています。

サビで一気に時空が歪むような激しいギターのサウンドとノイズ、そしてドラマティックで壮大なストリングスが映え、吹き荒れる雪と"タイムリープ(リバイバル)"が起きるその瞬間の世界を視ているかのようなアレンジはリスナーの心情をも掻き乱していきます。

楽曲が進むにつれて、どんどん各パートのフレーズなども動きのあるものに変わっていき1コーラス目とは一転したバンドサウンドとなります。

歌詞は当然「僕だけがいない街」の作品を如実に表しています。

2コーラス目Aメロ「どの部屋の時計も 少しズレていてさ 僕らはいつも 言葉を掛け違う歯車」の部分。
主人公の悟がリバイバルした時の数々の世界のことを歌っていると予想できます。

Aメロとラストに出てくるこの「僕だけが見てた 君のこと」という歌詞は様々な解釈ができそうです。悟が守ろうとした女の子のことなのか、それとも大人の悟から見る子供時代の自分自身のことなのか…

さユりさん自身で作曲した楽曲はもちろんのこと、他の人の曲を歌うことで新たなさユりさんの魅力を発見することができます。

特にこの「それは小さな光のような」はさユりさん同様かなり個性的な世界観を持った梶浦由記さんの楽曲です。梶浦由記さんがプロデュースするヴォーカルユニットKalafinaの美しさや華々しさとはまた違って、世界観がダイレクトかつリアルに伝わってくる楽曲でしょう。


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