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5th シングル「平行線」「クズの本懐」EDに起用!


2017年3月1日にリリースされた、さユり渾身の5thシングル「平行線」。
この楽曲は、純粋で真っ直ぐで、そして歪な恋愛を描いた作品「クズの本懐」のアニメ&ドラマのEDに起用されました。

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決して交わることのない平行線。「クズの本懐」で登場する安楽岡花火、粟屋麦を始めとするキャラクター達が繰り広げる、様々な想いが交錯する中で、交わりたいけれど交わることのない本当の気持ちという部分に、このさユりさんの楽曲「平行線」はさらに作品に深みを与えます。

原作を読んでから制作したというこの楽曲。作品に出てくる主人公、花火の弱い部分や寂しさを埋めようとする本能的な部分、そしてそういう自分を受け入れ、変わっていくという決心がこのたった5分間の中に一つの人間心理の全てが込められていることが感じられます。

私と君の影を平行線と例えているところですが、"絶対に交わらない"と冒頭で定義することによって一見悲しい楽曲なのかなと思ってしまいます。

ですがそこから語られる"その定義をも超越して交わりたい"という深い願望、交われる未来を信じている歌詞は同じ孤独感や寂しさを感じているリスナーの心にスッと光を与えます。

双活式で構成されているこの楽曲の最後の、「私と君の影に今手を伸ばす 平行線」の部分がこの構成により一層、花火の決意の強さを感じられます。

音楽的な観点から語るとすると、まず楽曲のkeyは「A♭」の平行調「Fm」。そしてサビはJPOPの名曲で使用されることで有名な小室進行「VI→IV→V→I」。

この無敵なコード進行に乗るさユりさんのメロディーと声がこの「平行線」が名曲とこの先呼ばれるであろう理由でしょう。「クズの本懐」という作品のストーリーが背景にあることで「平行線」という楽曲もドラマチックな展開がされています。

サウンド面についてまず注目してほしいのはサビ部分やブリッジ部分などベースのフレーズがかなり動きます。楽曲の根底にある核を担うベースがフレーズ的に動くアレンジは、まさに歌詞通りこの世界の常識というものが覆されるのを感じるアレンジにとても惹かれます。

ドラムも中々パワフルで世界の殻を壊すかのようなフィル。

そしてウワモノ系のピアノのアルペジオフレーズやFMシンセの音などが無機質な宇宙を浮遊しているような楽曲の世界観を表現しています。

とても考えられてアレンジされているのが分かります。それにしてもやはり、絶対的な個性というものが楽曲を支配しているところがさユりさんの凄いところです。

5thシングル「平行線」。この楽曲は多くの人が聴き惚れ、口ずさむことでしょう。あと余談かもしれませんが「クズの本懐」の花火とさユりさんの外見が似ていて感情移入しやすい…


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