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フラチナリズムがなぜ「崖っぷち三十路バンド」と呼ばれているのか。それは、メンバーのプロフィールを見るとよくわかります。

フラチナリズム

そのユニークな経歴の解説と楽曲紹介でフラチナリズムの魅力を伝えます!

八王子で「流し」の活動も!

元々は高知で活躍していたメンバーが夢を抱いて上京して……というスタートも、現実は甘くなくてなかなか売れなかったという展開もある意味、王道。でも、そこからがひと味違ったのがフラチナリズムなのです。

フラチナリズム

売れない時代は八王子のロマン地下という飲食施設を中心とした「流し」をおもな活動にしていました。若者の集うライブハウスではなく、さまざまなお客さんの前で経験を積んだことで、エンターテイメント性がみがかれたのかもしれません。

売れない時代は4人で共同生活


その後、八王子のケーブルテレビ番組『元気です 八王子』のテーマソング「幸せのキセキ」をリリース。1000枚売れるまで八王子の1DKで共同生活するという企画でした。

幸せのキセキ

最初は共同生活のストレスに耐えながらの音楽活動でしたが、目標を達成した後も共同生活を続行。濃い独自の世界を生むきっかけになりました。

2015年のメジャーデビューも普通じゃない展開

そして2015年にいよいよメジャーデビューとなったわけですが、じつはメンバーたちにはサプライズでステージ上で発表されました。ちょっとレアなスタイルですね。

 

しかも、メジャーデビューの条件として札幌移住が提案され、マネージャー1人メンバー4人の男5人でのワンルーム共同生活が始まりました。まだまだ濃い関係は続きそうです……。

フラチナリズム

崖っぷちのメジャーデビュー!

そんな経緯で発表されたアルバム『裸一貫』には、もし5000枚売れなかったら即契約解除という厳しい条件がつけられていました。しかし、ほぼ手売りで完売させ、見事契約継続が決まりました。

 

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「もうなんでもやります。だって俺たち常に崖っぷちだから」そんなキャッチコピーそのままの崖っぷちバンド、フラチナリズム。

 

その一生懸命だけどどこかコミカルな姿は見ているだけで元気がでそうです!

著者:川端まり

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