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2015年の4月から6月には宝塚大劇場、その後6月から7月までは東京宝塚劇場での公演が成功を収めた月組公演「1789」。
フランス語圏でヒットした有名なストーリーを月組が見事に再現した注目の作品でしたが、そのプレッシャーに負けることなく龍真咲さんと愛希れいかさんが見事に演じきったことも話題になりましたね。
「1789」の素晴らしさと見どころを、大いに語っちゃいましょう!
■「1789」の内容と、その当時の世界観をちょっとお勉強
演目のタイトルになっている「1789」というのは、あの有名なバスティーユ監獄襲撃事件が起きた年号です。

当時の王制に不満を抱いていた市民が革命家、政治犯が収容されているバスティーユ監獄を襲撃したことで軍と衝突、フランス革命が起きるキッカケになった歴史的大事件です。
この時代を生きた主役として官憲に父親は不条理に殺されてしまった青年、ロナン・マズリエと、かのフランス王妃だったマリー・アントワネットの2人がそれぞれの立場で歴史に翻弄されていきます。
体制への復讐を誓ったロナンが出会ってきた革命家たちと、その革命を阻止しようとする密偵。

また、体制側に君臨する王妃マリー・アントワネットたち。
立場は異なるもののそれぞれの思いと価値観で前に突き進む姿を月組のスターたちが見事に再現しています。
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"■見どころは何と言ってもマリー・アントワネットの生き様"
"■見どころは何と言ってもマリー・アントワネットの生き様"
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