アニメ文化の聖地にはアニメキャラも集まる?「秋葉原アニメ特集」

アニメ文化が集まる地といえばやっぱり秋葉原。

 

海外では日本の歴史的名所にまぎれて観光スポットの一つとして数えられ、今や全世界からファンが集まるアニメの聖地となっています。

 

そしてそんな聖地秋葉原にはアニメキャラも集まってきているようでして、秋葉原を舞台としたアニメも中々の本数が制作されています。今回はその中から三本をピックアップして紹介いたします。

●オタクたちよ未来を掴め!「STEINS;GATE」

「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」は同名のアドベンチャーゲームを原作としたアニメ。
シュタインズ・ゲート

主人公・岡部倫太郎を中心とした発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバーが、偶然にも過去に干渉できる装置を開発したことをきっかけに、最良の未来を掴むため奔走するSFアニメです。

 

「未来ガジェット研究所」は秋葉原を拠点として活動しているため、タイムトラベルやパラレルワールドなどの要素を取り入れた複雑かつ重厚なストーリーが、なんと秋葉原を主な舞台として展開されます。
シュタインズ・ゲート

そもそも主人公の岡部はいわゆる「厨二病」患者であり、その友人・橋田至は重度の美少女ゲームオタク。そんな彼らを囲むキャラクター達も、メイド喫茶や編集プロダクションのアルバイト、ネット掲示板のヘビーユーザーなど、オタク文化に色濃く染まった人物ばかり。彼らの会話では、ネットスラングや掲示板の専門用語も多数登場します。

 

そんな少し変わったキャラクターたちが、「過去を変えられる」という重大な発明を手にしたことで「変えてしまいたい過去」と直面することになります。しかし、過去を変えるという行為には重大な秘密があり……。

 

果たして秋葉原の住人たちが選ぶ未来とは何なのか。本作ではハードなSF設定の中で、どこか親しみやすいオタク達の心揺さぶるドラマが描かれます。
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●アキバはアイドルの大口顧客「ラブライブ!」

「ラブライブ!」は雑誌「電撃G’s magazine」の読者参加企画に端を発する架空のアイドルプロジェクトで、アニメ、アニメ映画、漫画、CD、小説などなど多数のメディアミックスを発表してきた人気企画です。
ラブライブ

そしてアニメ版「ラブライブ!」の第一期と第二期では秋葉原を拠点としたアイドルグループの活躍が描かれています。

 

そもそも作中で主人公たちがアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」を結成するきっかけの一つに「UTX学園」に在籍するスクールアイドルを目撃したことがありますが、この「UTX学園」のモデルこそ秋葉原の複合施設「秋葉原UDX」なのです。

 

それ以降も秋葉原は彼女たちのアイドル活動における中心地となります。
ラブライブ

μ’sのメンバーはアニメショップ「ゲーマーズ秋葉原本店」の前でチラシを配り、ファンを集めるための路上ライブもまた「秋葉原ベルサール」前にて開催。μ’sはこういった地道な活動を繰り返しながら、秋葉原の住人たちをファンにつけ、スクールアイドルの甲子園ともいえるイベント「ラブライブ!」の本戦出場を目指すのです。

 

ちなみにアニメ「ラブライブ!」には一部ファンの間で””地面が正確””という評判がついています。

 

これは作中に登場する再限度の高い背景の中でも、特に路面については現実の路面を極めて忠実に再現していることからついた評判のようです。もしもアニメに登場した舞台をめぐる””聖地巡礼””をしてみるのなら、足元にも気を配ってみるとよいかもしれませんね。
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●やっぱりアニメショップは外せない「デンキ街の本屋さん」

「デンキ街の本屋さん」は月刊コミックフラッパーにて連載中の漫画を原作としたアニメです。
デンキ街の本屋さん

日本のどこかの「デンキ街」にあるアニメ関連に強い書店「COMIC うまのほね」で働く個性豊かな店員たちが織りなすコメディタッチのストーリーが、ショップ店員の苦労や楽しみを交えながら描かれます。

 

作中で明言こそされませんが、舞台となる「デンキ街」の街並みは秋葉原そのもので、「COMIC うまのほね」は実在のアニメ関連書店「コミック とらのあな」がモデルとなっています。
デンキ街の本屋さん

そしてアニメ放送時にはこの「とらのあな」がタイアップ企画を実施。一時的に「とらのあな秋葉原店」には「うまのほね」の看板が掲示され、店員が着用するエプロンも「うまのほね」仕様に変更されていました。
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●秋葉原は聖地兼発信地

ラブライブ

アニメファンの聖地でありながら、同時に多くのアニメの舞台にもなっている秋葉原。

 

ショップ巡りをしながら聖地巡礼というのも、一石二鳥でオツかもしれません。