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 ハリウッド黄金期を象徴する映画『オズの魔法使』(39)で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、その波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで、伝説のミュージカル女優として知られるジュディ・ガーランド。再起をかけて挑んだ1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描いた映画『ジュディ 虹の彼方に』が3月6日(金)に公開される。

日本時間2月10日(月)、第92回アカデミー賞の授賞式が行われ、レネー・ゼルウィガーが主演女優賞を受賞!レネーからの受賞コメントも到着した。

 レネーはこれまで、『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)と『シカゴ』(02)で主演女優賞にノミネートされるが惜しくも受賞には届いておらず、この度17年ぶり3度目のノミネートにして初受賞となる。第77回ゴールデン・グローブ賞でも主演女優賞<ドラマ部門>を受賞したほか、世界の映画賞では本受賞を含め、72ノミネート・21受賞を記録。まさに本年度の賞レースで、世界の主演女優賞を総ナメにしている!

そしてこの受賞によって、ヘレン・ヘイズ、イングリッド・バーグマン、マギー・スミス、メリル・ストリープ、ジェシカ・ラング、ケイト・ブランシェットに続く、主演女優賞と助演女優賞を制覇した史上7人目の人物となる。

レネー・ゼルウィガー受賞コメント

 全キャストスタッフでジュディ・ガーランドの人生を描くために必死に取り組みました。ありがとう。また25年間の芸能生活を支えてくれたみなさんありがとう。移民の仲間たち、何もない中やってきました。アメリカン・ドリームを信じて、そして今、なんでもできると信じられるようになりました。この1年間ジュディに関してたくさん話す機会がありました。私たちはヒーローがいれば団結できるのです。ジュディ・ガーランドは私のヒーローです。あなたに捧げたいと思います。感謝します!

公開情報

 かつてはミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディ・ガーランド。しかし、年齢と共に映画出演のオファーも途絶え、今では巡業ショーで生計を立てている。住む家もなく借金は膨らむばかりで、まだ幼い娘と息子をやむなく元夫に預けたジュディは、1968年、ロンドン公演をするために独り旅立つ。
英国での人気は今も健在だったが、いざ初日を迎えると、プレッシャーから「歌えない」と逃げ出そうとするジュディ。だが、一歩ステージに上がると、たちまちディーバと化して観客を魅了する。ショーは大盛況でメディアの評判も上々で、新しい恋とも巡り会い、明るい未来に心躍るジュディだが・・・。
果たしてロンドンで起死回生を果たし、ハリウッドへカムバックできるのか?子ども達と再び幸せの日々を取り戻せるのか・・・?魂のラストステージの幕が上がる!

タイトル:『ジュディ 虹の彼方に』(原題:「JUDY」)
原作:舞台「End Of The Rainbow」ピーター・キルター

監督:ルパート・グールド  
脚本:トム・エッジ

キャスト:レネー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボン ほか

コピーライト:© Pathé Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019  
配給:ギャガ

公式サイト:https://gaga.ne.jp/judy/


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