トレタメ記事内画像について


39,158 views

復讐"喜”劇!?星組『こうもり』で注目したいのはこの方!

2016年3月18日より宝塚大劇場での上演がスタートした星組公演「『こうもり』/『THE ENTERTAINER!』」。

星組 こうもり

ヨハン・シュトラウス二世の傑作オペレッタ作品を笑って楽しめる"喜劇ミュージカル"としてスパイスを加え、星組の武器とも言える高い歌唱力も最大限に引き出した今回の公演。

上演がはじまってから間もないものの、傑作すぎる!と早くも話題の

『こうもり』を観る前に押さえておきたいあらすじや見所

、そして初日公演のレポートを中心に注目したい生徒さんを紹介していきたいと思います。

オペラ初心者でもOK!星組『こうもり』

”ワルツ王”と呼ばれたヨハン・シュトラウス二世の傑作オペレッタとして世界中で愛される『こうもり』。

この『オペレッタ』という言葉に馴染みのない方も多いかもしれませんが、オペラから派生したもので直訳すると『小さなオペラ』などと訳されます。元々貴族の楽しみとして敷居の高かったオペラを庶民にも楽しめるようなコメディ形式にしたのがこの『オペレッタ』です。

星組 こうもり

ミュージカルがポピュラー楽曲を使うのに対し、オペレッタはクラシック音楽を使用し、さらにセリフの大半が歌唱。そしてオペラの多くが悲劇を扱うのに対し、オペレッタは軽妙な筋と歌による娯楽的な作品が多いのも特徴です。

星組は北翔海莉さんと妃海風さんを筆頭に歌唱力に定評のある方が多いので、普段とは違うオペラ歌唱でもその実力を遺憾なく発揮してくれるでしょう。


星組『こうもり』は騙し騙される愉快な喜劇!

『こうもり』の舞台は、一九正規後半のウィーン。

エリザベート皇后主催の仮装舞踏会で気持ちよさそうにお酒を酌み交わすアイゼンシュタイン侯爵と親友のファルケ博士でしたが、すっかり泥酔してしまったファルケ博士を持て余してしまったアイゼンシュタイン侯爵は、彼を大通りに仮装衣装(こうもり姿)のまま大通りに縛り付けてしまいました。

星組 こうもり

そのまま一夜を過ごしてしまったファルケ博士は、もちろん翌朝から街中の笑いものに。

『こうもり博士』となんとも愉快なあだ名を付けられてしまい、その元凶となったアイゼンシュタイン侯爵に愉快な仕返しを企てるのだが…。

傑作オペレッタの名に相応しく、軽妙に進むストーリーと星組の魅力が発揮される歌と踊り。いたずら×いたずらの愉快な復讐"喜"劇を、星組がエネルギッシュに上演します!


北翔さん×紅さんの職人芸が炸裂!

原作の主役は最初にいたずらを仕掛けるアイゼンシュタイン侯爵が主役。このままいくと、アイゼンシュタイン侯爵に北翔さんがキャスティングされますよね。

星組 こうもり

しかし演出家の谷正純さんは宝塚音楽学校時代から北翔さんと2番手スターの紅さんを知っている方。そしてファンからしてもアイゼンシュタイン侯爵とファルケ博士の騙し騙される関係を想像すると、どちらが騙した方が面白いか想像がつきますよね…?(笑)

そんな谷さんの演出によってリメイクされ、いたずらを仕掛けるファルケ博士を主役に、『北翔さんが演じるファルケ博士の復讐劇』に生まれ変わりました。

北翔海莉

また、メインキャストには芝居巧者が揃っていることから、「誰がミスしてもカバーできる」と北翔さんも信頼を置いているようです。

最初の仮装舞踏会ではアイゼンシュタイン侯爵とファルケ博士が楽しそうに酔っ払うシーンから物語は始まっていくのですが、この時の二人のやりとりがとにかく凄いんです。

エンターテイナーとして多彩な特技を持ち、努力の人としても知られる北翔さんと芸達者でコメディーセンスの溢れる紅さんの絡みはいい意味で圧巻。最初っから最後まで笑いっぱなしで、どこまでが台詞なのかアドリブなのか境目がわからない!想像を超えるおもしろさ!と絶賛の嵐なのです。

紅ゆずる

途中で紅さんが“もう何がなんだかわからない!”と言ってしまうほどで、この二人を放っておいたらアドリブが入って上演時間がどんどん延びてしまうのではと不安になるほど…。

どの公演でも同じやりとりは観られないので、そんなアドリブの醍醐味を存分に味わってください!



娘役きっての歌唱力を発揮する妃海風&夢妃杏瑠

もちろん娘役の方々だって見所満載!

侍女=メイドとしてアイゼンシュタイン侯爵に仕える妃海風をはじめとする娘役たちがとにかく可愛いんです。メイド姿っていいですよねやっぱり!

夢妃杏瑠

アイゼンシュタイン侯爵の妻・ロザリンデを演じるのは夢妃杏瑠さん。浮気症で遊び好きな侯爵ですが妻には頭が上がらないことからいわゆる鬼嫁。怒った演技もなんとも可愛らしいので注目してくださいね。

そして夢妃さんといえば歌唱力にも光るものがあります。今回の公演でもオペラ特有の高低激しい歌が多くて、見せ場が多い大役。今もすでに素晴らしい歌唱を披露されていますが、公演を重ねるに連れてどう成長していくのかも見所ではないでしょうか。

妃海風

そしてこの作品のヒロインはアイゼンシュタイン侯爵の侍女でありファルケ博士から想いを寄せられるアデーレ。演じるのはもちろん妃海風さんです。

妃海さんは夢妃さんを上回る難しい歌の連続。定評のある高い歌唱力を聴かせてくれるでしょう。

また、アイゼンシュタイン侯爵の執事・アルフレードを演じる礼真琴さんもアデーレに恋心を抱いていて…65期生同士の絡みが見れるのは嬉しい限りですね!


1 2>>

1 / 2

コメントを見る

この記事にコメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。

この記事をみんなにシェアする

星組の最新記事

特集記事

気になるエンタメ情報を調べる!

トレタメライター募集中!