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大人が見ても面白い!『仮面ライダーアマゾンズ』の世界

■あらすじ

まずは『仮面ライダーアマゾンズ』のあらすじをチェック!

大手製薬会社・野座間製薬によって生み出された人工生命体「アマゾン」。二年前の事故で、約四千体の実験体が街に解き放たれる。彼らは制御装置で欲望を抑え込んでいたものの、本来は人間のタンパク質を好む、「人食い」という特性を持っていた。

ある日、実験体の駆除班が戦っている最中、謎に包まれた赤のアマゾンと緑のアマゾンが現れる。彼らはアマゾンなのか?人間なのか?アマゾンに関わる者たちの様々な想いが交錯する、全く新しい仮面ライダーの物語が始まる――。


■「同族殺し」

『仮面ライダーアマゾンズ』で何度も登場する「アマゾン」というワード。これは人間の手によって生み出された人工生命体の総称として使われています。アマゾン細胞によって生まれた、いわゆる怪人たちもアマゾンと呼ばれるし、主人公が変身する仮面ライダーも、アマゾンと呼ばれています(作中で「仮面ライダー」という言葉は登場しません)。

敵も味方もアマゾンなので、最初は混乱してしまうかもしれません。「アマゾンは人間の敵なのか。味方なのか」というのも一つのテーマと言えるでしょう。

アマゾンを殺すアマゾン(=仮面ライダー)――という構造は、仮面ライダーの原点である「同族殺し」というモチーフへの回帰とも言えます。仮面ライダー1号も改造人間でありあがら、同じく改造された人間「ショッカー怪人」たちと戦う運命を背負っていました。

仮面ライダーアマゾンズ出典:©「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 ©石森プロ・東映 仮面ライダーアマゾンズ(@rider_amazons)Twitterより

■アマゾンたちの葛藤

アマゾンは食人本能を持ちながらも、彼らのほとんどは人間としての平穏な生活を望み、「人間を食べたくない」と考えている者ばかりです。それでも最終的には、覚醒し、食人本能を爆発させる結末からは逃れられません。

望んでもいない食人を、抗いがたい欲望によって強いられるアマゾンたちの宿命は、悲劇としか言いようがありません。だからこそ、シーズン1での主人公・水澤悠は、アマゾンを殺すことが正しいことなのか、常に悩み続けることになるのです。

仮面ライダーアマゾンズ出典:©「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 ©石森プロ・東映 仮面ライダーアマゾンズ(@rider_amazons)Twitterより

■仮面ライダーたちの戦い

仮面ライダーたちも、一時的に共闘することは何度もありますが、基本的にはそれぞれ考え方や目的が異なり、衝突し合う宿命にあります。

「人であれば守り、アマゾンであれば狩る」という明確な目的を持つのが、赤のアマゾン(仮面ライダーアマゾンアルファ)に変身する鷹山仁。それに対して、緑のアマゾン(仮面ライダーアマゾンオメガ)に変身する水澤悠は、「人間もアマゾンも関係なく、守りたいものを守る」という考え方のもと行動を起こします。

水澤悠の思想は、「自分の都合で守りたい者を選別しているに過ぎない」と批判されながらも、彼がその考え方を変えることは最後までありません。たしかに水澤悠の行動には一貫性がなく、感情に振り回されている場面も多いですが、それゆえにアマゾンたちの運命を大きく変えることになるのです。

シーズン2では、青のアマゾン(仮面ライダーアマゾンネオ)に変身する主人公・千翼の、「自分は人間だ」という想いや、少女イユへの恋心、さらに仁とのある関係性によって、仮面ライダー同士の対立はさらに複雑さを増していきます。

仮面ライダーアマゾンズ出典:©「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 ©石森プロ・東映 仮面ライダーアマゾンズ(@rider_amazons)Twitterより

■アクションがかっこいい

ここまで色々と述べてきましたが、全部抜きにしても『仮面ライダーアマゾンズ』は楽しめます。なぜなら……アクションがめちゃくちゃかっこいいから!

元祖仮面ライダーアマゾンを彷彿させる野性味を溢れさせながらも、平成仮面ライダーらしいCGも駆使した迫力ある戦闘シーンは見ごたえ抜群です。

アクション監督・田渕景也さんの手腕も大いに発揮された本作は、ジャパンアクションアワードでも、ベストアクション作品賞優秀賞(2017年)など、数多くの賞を受賞しています。


では最後に、『仮面ライダーアマゾンズ』に登場する主な仮面ライダーたちを紹介していきましょう。


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