遂に完結!ライダーファンに衝撃を与えた『仮面ライダーアマゾンズ』とは?
5月19日(土)に公開を迎えた映画『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』。Amazonプライム・ビデオにて2シーズンにわたり配信されている『仮面ライダーアマゾンズ』の続編であり、物語の完結篇となっています。
今回は、多くの仮面ライダーファンを魅了した『仮面ライダーアマゾンズ』の魅力をご紹介!テレビでは決して見られない、刺激に溢れた全く新しい仮面ライダーをぜひみんなで堪能しましょう。
豪華スタッフ陣で送る!ネット配信限定の「仮面ライダー」
■Amazon限定のネットムービー
現在の仮面ライダーといえば、日曜日の朝に放送されている、いわゆる「平成仮面ライダーシリーズ」がお馴染みです。しかし、今回ご紹介する『仮面ライダーアマゾンズ』は、それらのシリーズとは別枠の、Amazonプライム・ビデオ限定で配信されている「ネットムービー」のシリーズとなります。
出典:©「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 ©石森プロ・東映 仮面ライダーアマゾンズ(@rider_amazons)Twitterより
■仮面ライダーの「牙」を取り戻す
ネット配信とは言え、豪華なスタッフ陣が勢揃いした本作のクオリティーは非常に高く、視聴者からも大きな反響がありました。むしろ、ネットだからこそできる映像表現や、対象年齢が高くなったことによる奥の深いドラマ性など、一部ではマンネリ化も囁かれる平成仮面ライダーの「お決まりパターン」を崩していくような、とても挑戦的な内容となっています。
それもそのはずで、プロデューサーを担当するのは、初期の平成仮面ライダーからチーフプロデューサーを務めていた白倉伸一郎(しらくら・しんいちろう)さん。『仮面ライダーアギト』『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー555』など、大人の視聴者たちも虜にした深いテーマ性を持つ、平成仮面ライダーシリーズの中でも最も先鋭的な作品群を生み出してきた名プロデューサーです。
制作発表会見などからも、「怪奇アクション」という仮面ライダーの原点に立ち返った、まったく新しい仮面ライダーを生み出そうという気概が感じられました。“最近の仮面ライダー”に対する白倉さんの「面白いと思ったことがない」という発言が賛否両論を呼んだり、「牙を抜かれた仮面ライダーに牙を取り戻したい」という挑発的なコメントも話題になりましたね。
■小林靖子さんが描くシビアな世界観
そんな、最初からハードルを上げまくっていたアマゾンズに、骨太で鋭い“牙”のあるストーリーを与えたのが、脚本家の小林靖子(こばやし・やすこ)さん。最近では『進撃の巨人』や『ジョジョの奇妙な冒険』などのアニメ作品でもお馴染みですが、元々は白倉さんと共に『仮面ライダー龍騎』や『仮面ライダー電王』を生み出してきた盟友です。「敵と味方」を超えた複雑な人間関係や、徹底した人物造形を得意とする小林さんの手によって、アマゾンズの奥深い傑作ドラマは誕生しました。
監督陣にも、石田秀範さん、田﨑竜太さん、金田治さんといった、仮面ライダーシリーズには欠かせないスタッフが集結。アマゾンズへの期待をさらに高めることとなりました。
ちなみに劇場版では、シリーズで脚本を担当した小林靖子さんが監修に回り、映画の脚本を『仮面ライダーエグゼイド』などで知られる高橋悠也さんへとバトンタッチ。別の脚本家の新しい視点が加わったことで、アマゾンズの世界がさらに深まった斬新な作品に仕上がりました。
では続いて、『仮面ライダーアマゾンズ』のあらすじやテーマ、注目ポイントなどをチェックしていきます。
[next_heading title=大人が見ても面白い!『仮面ライダーアマゾンズ』の世界]
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