人気急上昇中!カメレオのライブ定番曲をチェックしよう!

トレタメ

「カメレオ」は2012年1月から本格的に活動を開始したビジュアル系バンドです。赤やピンク、青などの色がふんだんに使われたカラフルなコスチュームを着用する、キラキラと華やかなビジュアルが特徴的。彼らのファンは「カメコ」「カメオ」と呼ばれますが、特にメンバーの誰を推すかでさらに呼び方がわかれています。

カメレオ

バンド名は「カメレオン」をもじった造語で、ころころと色を変えるカメレオンのように変幻自在で何でもありなスタンスをもち、楽しさとオリジナリティを追求する、というコンセプトを掲げています。

メンバーも活動内容については「王道よりも周りと違う面白いことをやりたい」「曲でもビジュアル面でもいろんなことで、他のバンドがやっていないことをやりたい」と述べていました。

音楽としてはポップな要素が強く聞きやすいロックではありますが、歌詞は意外と攻撃的で、皮肉などを入れる毒っぽい面も見せています。ポップさと毒、という変わった組み合わせもまた、彼らのいうところの「何でもあり」の一つなのかもしれません。

●面白ければ何でもあり、ド派手なライブパフォーマンス

そんな自由奔放なカメレオですが、その何でもありのスタイルはライブパフォーマンスにも反映されています。


出典:©Danger Crue Records
カメレオ 2011.11.16 Demonstration album『試作品。』 / 『ニート姫』MV(Youtube) より

ライブの定番曲「ニート姫」では、楽曲の中で女性がポテトチップスを食べる演出が入っているからか、ポテトチップスを客席にばらまくのが定番となっています。

ちなみに四周年記念ライブでは「めでたい」ということで、ポテトチップスの代わりにたい焼きを投げたのだとか。


出典:©Danger Crue Records
カメレオ 2013.09.04 NEW SINGLE『ダメ男/ごめんなさいっ!』 / 『ごめんなさいっ!』MV(Youtube) より

またカメレオはダンスボーカルユニットのような一面ももち、合コンの会場で揺れる男心を描いた楽曲「ごめんなさいっ!」では五人全員で歌いながらダンスを披露しています。

「ごめんなさいっ!」の他にも全員でボーカルを担当する曲が複数あり、それらを披露するときの彼らはバンドマンでありながらダンス・エンターテイメント集団のようです。

ちなみにライブでは、ファンが公式グッズ「ヒカリング」を指につけるのが定番となっています。きらきらと様々な色の光を放つヒカリングが興奮するファンに合わせて動き回る様はとてもカラフル。派手なことが好きな彼ららしいグッズですね。

●カメレオのライブ、定番の人気曲は?

華やかなカメレオのライブでは多彩な楽曲が演奏されますが、その中でもとくに人気の定番曲や毎回演奏される曲をいくつか紹介したいと思います。

彼らのライブは「ニート姫」を一曲目として始まることが多いようです。

「ニート姫」はニートでひきこもりの女性が現実逃避をする様子を歌ったブラックな歌詞に、アップテンポで少しハードなロックを組み合わせた一曲。


出典:©Danger Crue Records
カメレオ 3月6日発売「サンドウィッチLOVE」ミュージックビデオ(Youtube) より

また「サンドウィッチLOVE」も定番となっています。

こちらは結婚したい「あなた」恋人として魅力的な「アイツ」との間で板挟みになっている女性の心情をつづった歌。

シンセサイザーや効果音を駆使したダンサブルなナンバーで、ライブでは手拍子やジャンプ、そして観客が入れる「ダーリン」「LOVE」の合いの手で盛り上がる曲になっています。


出典:©Danger Crue Records
【振付動画】カメレオ「万歳\(・∀・)/Music!」の楽しみ方♪(Youtube) より

そしてライブのシメにはよく「万歳\(・∀・)/Music!」が披露されます。

こちらはバンドマンの苦労や悩みを吐露しながらそれでも頑張れるのはファンやスタッフのおかげなんだと感謝の言葉を贈り、みんなで音楽を楽しもうと呼びかける明るい歌詞。

「万歳\(・∀・)/Music!」は歌詞を反映するように楽曲もまた底抜けに明るいのですが、しかしそこは変幻自在のカメレオ。

エレクトロなロックから始まりながらも、途中でメンバーが語りかけるパートやラップパートが入ったり、雰囲気が和風やカーニバル調になったり、と多彩な変化をしながら、最後はオーケストラを思わせる壮大な終わり方をするのです。

カメレオ

まさに変幻自在で自由自在、既成概念をくつがえすようなバンド「カメレオ」。幅広い多様な世界観を見せてくれる彼らの波に振り回されてみるのも、きっと愉快ですよ。