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『ゲゲゲの鬼太郎』最強の妖怪ランキング!
【3位】がしゃどくろ
巨大な骸骨の妖怪として有名ながしゃどくろ。死者たちの骨や恨みが集まって生まれた妖怪です。夜中にさ迷い歩きながら、生者を襲っては握りつぶして食べてしまいます。
第5作2話では刑場跡のビルに現れ、生者を飲み込んでいきました。ただし根っから悪い妖怪というわけではなく、最終的には慰霊碑を立てて供養したことで、現世には現れなくなります。
歌川国芳の浮世絵「相馬の古内裏」を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実際には1960年代以降に創作された妖怪だそうです。
『ゲゲゲの鬼太郎』最強の妖怪ランキング!
【2位】バックベアード
『妖怪大戦争』において、ドラキュラ、魔女、狼男、フランケンシュタインなど大勢の妖怪を引き連れた「西洋妖怪の総大将」として登場しました。アメリカの妖怪という設定ですが、実際には日本で創作されたオリジナルの妖怪です。
黒い球体に浮かぶ一つ目は、見るだけで催眠術にかかってしまい、鬼太郎ですらも操られてしまいます。
弱点は「目」。最強のボスキャラですが、弱いところは丸出しです。
『ゲゲゲの鬼太郎』最強の妖怪ランキング!
【1位】牛鬼(ぎゅうき)
「牛の角を持つ鬼の頭」に、「巨大な蜘蛛の胴体」という姿で登場。本来は気体のような姿なのですが、生き物に憑依することで、牛鬼となり暴れ回ります。
牛鬼には厄介な特性があり、それが「牛鬼が殺された場合、牛鬼は殺した者に憑依し、新たな牛鬼となる」というもの。鬼太郎が牛鬼を退治したとしても、逆に鬼太郎が牛鬼となってしまうのです。牛鬼が最強の妖怪と言われるのも、この特性が理由でしょう。
その後は、迦楼羅という神様に祈ることで、ようやく牛鬼を封じることに成功します。鬼太郎たちの力ではどうにもならない、最強の妖怪です。
強さだけじゃない?「ゲゲゲの鬼太郎」の魅力的な妖怪たち

さて、「『ゲゲゲの鬼太郎』最強の妖怪ランキング!」をお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?子供の頃にトラウマになった懐かしい妖怪もいたことでしょう……!
もちろん、妖怪の魅力は怖さや強さだけではありません。特に鬼太郎の味方には、善良でユーモアあふれる妖怪たちも数多く登場します(猫娘、砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべ、小豆洗い、のっぺらぼう、丸毛、などなど……)
イタズラ好きな可愛らしい妖怪や、意味不明な行動をする面白い妖怪たち……ぜひお気に入りの妖怪を見つけてみてください!
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