KPOPアイドルを追い始めると「カムバ」「リパケ」「ショーケース」など聞きなれないことばに出会うことがあります。
「結局今何してるの~!?」といまいちアイドルの活動についていけない方のために、今回はアイドルのメイン活動とも言ってもよい「カムバック」について詳しく解説します!
付随して日本とは少し違うKPOPアイドルのCD事情もお伝えします。大好きなアイドルの活動を少しでも楽しく応援できるように一緒にお勉強してみましょう~!
① K-POPの「カムバック」とは?

K-POP界で最も盛り上がるイベントのひとつが「カムバック(カムバ)」です。カムバックとは、アイドルが新曲を引っさげて音楽番組などの活動に戻ってくることを指します。
韓国ではほぼ毎日音楽番組が放送されており、カムバ後の数週間は連日テレビに出演してパフォーマンスを披露するのが定番。この時期を「カムバック期間」「活動期間」などと呼びます。
活動の長さは、グループの人気やCDの売れ行きによって変わります。
② K-POPアイドルがリリースするCDの種類

日本のCDが「シングル」「アルバム」など分かれているのに対し、K-POPでは以下のような構成になっています。
- シングルアルバム(収録曲が1〜3曲程度)
- ミニアルバム(収録曲が4〜7曲)
- フルアルバム(収録曲が10曲前後)
CDには通常、「タイトル曲」と呼ばれるリード曲が設定されており、この曲でMVが作られます。音楽番組で最も披露されるのもタイトル曲です。
TWICEの「TT」やBTSの「DNA」など、K-POPの代表的なヒット曲にはタイトル曲が多いですが、BLACKPINKの「Pretty Savage」やNew jeansの「Ditto」など非タイトル曲が大人気になることもあります。
なお、最近はサブスクでの視聴が主流になりつつあるため、「デジタルシングル(CDなし)」という形でのカムバックも増えています。
③ 「リパッケージアルバム(リパケ)」とは?

リパッケージアルバム(通称「リパケ」)とは、既に発売されたアルバムに数曲の新曲を追加して再リリースするものです。
例)
TWICEの「Twicetagram」→ リパケ「Merry & Happy」
BTSの「Love Yourself 承 ‘Her’」→ リパケ「Love Yourself 結 ‘Answer’」
収録曲が増え、ジャケットや特典も変わるため、コレクション目的で購入するファンも多数。ときには「リパケ活動」として再び音楽番組に出演することもあり、実質的な2度目のカムバのように展開されることもあります。
④ 「ショーケース」ってなに?ライブとの違いは?
「ショーケース」とは、新曲やアルバムをマスコミやファンにお披露目するステージイベントです。時間も1時間程度と短く、司会進行をするMCがいることもライブとの違いです。
ステージは比較的シンプルで、アルバムコンセプトや制作裏話などを語る時間が多め。本格的なカムバ活動が始まる直前の「はじまりの儀式」といったイメージです!
⑤ カムバ後はどうなる?最近の「グッバイステージ」事情
カムバ活動の終盤には「グッバイステージ」と呼ばれる最後の音楽番組出演が行われます。
これは「これでこの曲の活動は一区切りです、ありがとうございました!」という意味を込めた特別なステージで、感謝の言葉やアイドルによっては涙を見せる場面もありました。
ですが最近では、SNSやYouTube等活動も多様化しているのであえて「グッバイステージ」という言葉を強調しないこともあります。
活動の終盤で特別なステージ演出や衣装で締めくくるなど、特別な別れを演出するのもKPOPならではかもしれませんね。
⑥ カムバ期間外、アイドルは何してるの?

「カムバックしていない間、アイドルはお休みなの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はその期間も大忙し!
- 海外ツアーやファンミーティング
- アルバムの準備(作詞作曲・ダンス練習)
- 雑誌や広告の撮影
- YouTubeやV LIVEでのコンテンツ配信
さらに、DVDや写真集、グッズ販売などはカムバ期間外に発表されることが多いです。また、ようやく休暇を取れる時期でもあり、旅行に行ったり、実家に帰省する姿がSNSなどで見られることもあります。
日本とは違うアイドルシステム、しっかり学んで楽しくオタ活♡

K-POPならではのカムバック文化やCDリリースの仕組みについてご紹介しました!
最初はちょっと複雑に感じるかもしれませんが、知っていくと「推しが今どんな活動中なのか」がグッとわかりやすくなるはずです。
これからも推しの活動を楽しく、そしてしっかり追えるように、K-POPの用語や文化を一緒にマスターしていきましょう♡