『クジラの子らは砂上に歌う』12話(最終回)感想 チャクロの旅は終わらない!(ネタバレあり)

『クジラの子らは砂上に歌う』
12話(最終節)「ここに生まれてよかった」

ついに最終回!「旅はまだまだ続く!」的な終わり方だったので、やっぱり続きが気になってしまいますね………では感想スタート!

※ネタバレあり※

(※原作未読※)

主なキャラクター&キャスト

チャクロ:花江夏樹
リコス:石見舞菜香
オウニ:梅原裕一郎
スオウ:島﨑信長
エマ:加隈亜衣
ギンシュ:小松未可子
シュアン(団長):神谷浩史

『クジラの子らは砂上に歌う』12話(最終回)感想(ネタバレあり)

■印の短命を治す薬は・・・?

いつも笑顔で頼りがいのあった名脇役・マソオの死。サミが死んだ時と同じくらい寂しい気持ちになりました。登場人物が戦場であっさり殺されるのも惨いですが、寿命で少しずつ弱っていく姿を見ているのもやっぱり辛いです。最後の最後で、「印の短命を治す薬」をスオウが発明してくれるんじゃないかと淡い期待を抱いていましたが、現実はそんなに甘くはありませんでした……。

■久々にサミの声が聞けた……!

何気にジーンときたのは、チャクロとサミの思い出シーン。「読めばみんなが思い出してくれるように」と、チャクロが“サミのことを記録する”という場面は、死んでしまったあとであるだけに、とても切ない気持ちになります。ところでチャクロは一体どんなことを書いたのでしょうか?そしてサミはそれを読み、どんなふうに照れ、笑ったのでしょうか?(いや、サミは文字を読めないんだっけ?もしそうなら、もっとロマンチックだな……)

■印たちの決意

クライマックスは、スオウが印の人々に「印が短命である理由」を告げるシーン。案の定、印の人々からは反発の声も上がります。体内モグラの双子もここぞとばかりに無印を糾弾し、さらにスオウに攻撃までする始末……。そこに現れたのは、我らが主人公(?)オウニ!戦いで死んでいった者たちが、泥クジラのみんなのために戦っていたこと、そしてそこに、印、無印といった区別などなかったことを訴えます。このイケメンすぎるオウニの言葉に、印たちも自分たちの運命を受け入れ、これから待ち受ける「自由を求める旅」に挑んでいく決心をしたようでした。

■チャクロと一緒にいたいと思った

終盤、チャクロとリコスが手をつなぐシーン。「私を憎んでいるんじゃないの?」という言葉には胸が痛みましたね。でも、前回から引きずっていた気まずい雰囲気が解けたようで安心しました。

そして最後のシーン。チャクロとリコスのセリフ――。

「わたしは、命を削って生きることになっても、故郷を捨てることになっても、ここでチャクロたちと一緒にいたいと思った」(リコス)

「うん。俺たちは泥クジラと生きる。泥クジラの子だ。ここに生まれてよかった。みんなと一緒にいられてよかった。そして、この先もずっと……」(チャクロ)

いいセリフだ……。

しかし旅はまだまだこれから、といった感じです。2期はあるのでしょうか?原作マンガは続いているので、今後の展開に期待ですね。

というわけで、全12話感想終了!ありがとうございました!

クジラの子らは砂上に歌う
出典:©梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)/「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」(@kujisuna_anime)Twitterより

『クジラの子らは砂上に歌う』感想一覧

■『クジラの子らは砂上に歌う』感想一覧はコチラ♪

▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』1話感想 チャクロ少年がいい子すぎる!
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』2話感想 サミかわいい~からの衝撃展開
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』3話感想 スオウとオウニってどっちが正しいの?
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』4話感想 ギンシュお姉さまって呼んでおけばOK♪
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』5話感想 オウニがイケメンすぎる!
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』6話感想 リコスに芽生えた恋心♡
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』7話感想 エマの歌がなんかすごい・・・!
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』8話感想 リョダリの悲しい過去が明かされる!
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』9話感想 ニビはいいやつだ
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』10話感想 キチャのもやもやした気持ち
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』11話感想 オルカの怖ろしいやり口
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』12話感想 チャクロの旅は終わらない!

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