デビューと同時に大人気だった5人
Ladies’ Codeのメンバーは、在日韓国人で「ミスコリア日本」に輝いたリセを中心に、ソジョンは「オーディション番組ボイスコリア」で選ばれ、アシュリー、ジュニ、ウンビは芸能事務所から選出されました。
2013年3月に発売されたデビューミニアルバム「CODE#1 나쁜 여자」の中の曲「나쁜 여자 (Bad Girl)」は、アップテンポにスパイシーな曲調と歌詞が織り込まれ、主要音楽配信チャートで上位入りすることとなりました。
その後も8月、9月とミニアルバムを発表し続け、2014年には「第20回 大韓民国芸能芸術賞・女性新人歌手賞」「第3回 GAONチャートK-POPアワード・今年の新人賞」を立て続けに受賞しました。
突然の事故、その真相とは
2014年9月3日午前1時23分頃、メンバー5人とスタッフらが乗車したワゴン車が、KBSの番組の収録を終え、テグからソウルに帰る途中、嶺東(りょうとう)高速道路を走行中にガードレールに衝突する事故が発生しました。
事務所の発表によると、運転していたのはマネージャーで、天候は雨、またワゴン車の後輪が外れ、車は数回転したということでした。
この事故で、メンバーのウンビが現場で亡くなり、またリセは病院へ運び込まれ、11時間に及ぶ手術の甲斐なく亡くなる事態となりました。
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悲しみに暮れるファンとメンバー
Ladies’ Codeがデビューしてから2年足らず、さらにウンピ22歳、リセ24歳という若さでの事故死は、ファンだけでなくメンバー、スタッフ、周囲の人たちにも深い悲しみをもたらしました。
2015年8月には追悼コンサート「I’m Fine Thank you」が東京でも開催され、遺されたメンバー3人から新曲なども披露されました。
また、2ndアルバムに収録されていた「I’m Fine Thank you」は、所属事務所の歌手たちもまじえ、ウンピとリセの追悼のために新バージョンで公開されました。
メンバーの現在と未来
Ladies’ Codeは、アシュリー、ジュニ、ショゾンの3人で、2016年2月にはアルバム「MYSTERY」を発表しましたが、3月には休息期間を設けるという報道がありました。
しかし、今後もプロジェクトアルバムを発表する意向も発表され、ファンは暖かく見守っています。