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レッド・ツェッペリンと聞くだけで、50歳以上のロックファンなら、思わずひれ伏してしまうのではないでしょうか。1968年の結成から、ドラマーのジョン・ボーナムの死によって解散するまで、世界の音楽シーンをエネルギッシュに駆け抜けた彼らにはステージ外での逸話にも事欠きません。

レッド・ツェッペリン
<出典:amass.jp>


今も高く評価される70年代を代表するバンド

レッド・ツェッペリンは、ギタリストのジミー・ペイジが中心になって結成された4人組のバンドですが、彼らこそがハードロックの始祖ともいうべき伝説の存在です。1968年に結成され、出すアルバムのほとんどが全世界でミリオンセラーとなり、ジミー・ペイジの超絶ギターテクニックやロバート・プラントのハイトーンで音域の広い声は世界に衝撃を与えました。


また、「ロックンロール」「胸いっぱいの愛を」「天国への階段」など、後世に残る名曲をいくつも残しています。彼らが日本のロックを志す若者に与えた影響というのは言葉にできないくらい大きいものがありました。
天国への階段
<出典:upopvocal.music.coocan.jp>

アルバム以上にすごかったと評判なのが彼らのステージですが、そのエネルギッシュさゆえか、ステージ外での逸話というかトラブルネタも実に豊富です。


ホテルの窓から高級車めがけて・・・

レッド・ツェッペリンは、バンド結成以来、精力的に世界を周りつづけました。ギンギンのハードロックから、アコースティックギターとコーラスで聞かせる、落ち着いた雰囲気の曲まで、まったく手抜きをせずに歌い続けました。音楽に向き合う姿勢は実に真摯でしたが、いったんステージを降りるともうめちゃくちゃ。「やんちゃ」などというかわいらしいものではなかったようです。

アメリカツアーでは、ホテルの窓から、高級車ばかりを狙ってテレビやホテルの備品を投げつけるという、第三者からみるととんでもないことをしでかしています。当然、テレビをぶつけられた方はブチ切れるわけですが、そのたびにマネジャーが下りて行ってその場でキャッシュで弁償したとか。バンドメンバーも豪快ですが、マネジャーのそれこそ懐の大きさもすごいですね。

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