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宝塚歌劇団専科に所属する夏美ようさんは、長年にわたって宝塚歌劇団を支え続けてきました。かつては、花組と星組の組長を務めた経験もあり、宝塚ファンの方にとってはおなじみの存在でしょう。
ここではそんな彼女のプロフィールや、キャリアなどを振り返ってみたいと思います。
◆夏美ようさんのプロフィール・これまでのキャリアを振り返る
群馬県に生まれた彼女は、共愛学園高等学校を経て1976年に宝塚歌劇団に入団しました。初舞台となったのは同年の「ベルサイユのばら3」でした。同期にはもと星組トップの日向薫さん、そして月組組長の飛鳥裕さんなどがいます。1993年には星組副組長に、そして1996年に星組組長に就任しています。その後、2000年に花組に異動し、同時に花組組長に就任しました。
その後、2012年に専科へ異動し、現在に至ります。
それでは、それぞれの時代の主な出演作品をチェックしてみましょう。
入団直後から2000年まで所属した星組時代から彼女の本格的な舞台人生がスタートします。
1970年代から80年代にかけては
「アンタレスの星」
「響け!わが歌」
「小さな花がひらいた」
「宝塚グランド・フェスティバル」
「暁のロンバルディア」
「海鳴りにもののふの詩が」
「エーゲ海のブルース」
「心中・恋の大和路」
「こぶし咲く春」
「哀しみのコルトバ」
「我が愛は山の彼方に」
「ラブ・エキスプレス」
「西海に散れど」
「レビュー交響曲」
「愛のカンタータ」
「華麗なるファンタジア」
「紫子」
「蒼いくちづけ」
「炎のボレロ」
「戦争と平和」
「春の踊り」
「誓いの首飾り」
「宝塚をどり賛歌」
「シャンテ・シャンテ・シャンテ」
「シチリアの風」など、非常に多くの舞台に出演しています。
1990年代には
「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリーアントワネット編-」
「メイフラワー」
「アポロンの迷宮」
「ジーザス・ディアマンテ」
「恋人たちの肖像」
「グランサッソの百合」
「紫禁城の落日」
「白夜物語」
「ワンナイト・ミラージュ」
「うたかたの恋」
「パパラギ-極彩色のアリア-」
「秋…冬への前奏曲-コマロフスキー伯爵編-」
「ライト&シャドウ」
「若き日の唄は忘れじ」
「カサノヴァ・夢のかたみ」
「国境のない地図」
「剣と恋と虹と」
「二人だけが悪…」
「エリザベート-愛と死の輪舞」
「武蔵野の露と消ゆとも」
「夜明けの天使たち」
「ダル・レークの恋」
「皇帝」
「イコンの誘惑」
「聖夜物語」などで重要な役を多く演じ、宝塚歌劇団にはなくてはならない存在となりました。
花組に異動した2000年代には
「夢と孤独の果てに~ルートヴィヒ2世」
「マノン」「ミケランジェロ-神になろうとした男-」
「琥珀色の雨にぬれて」
「月の燈影」
「不滅の棘」
「野風の笛」
「天使の季節」
「ジャワの踊り子」
「天の鼓-夢幻とこそなりにけれ-」
「マケラシュ・紅の墓標」
「落陽のバレルモ」
「ファントム」
「明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴-」
「源氏物語あさきゆめみし2」
「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人」
「外伝ベルサイユのばら-アンドレ編-」
「相棒」などに出演しています。
もちろん、専科に異動後
「JIN-仁-」
「月雲の皇子-衣通姫伝説より-」
「伯爵令嬢-ジュテーム・君を愛さずにはいられない-」など、多くの作品に出演し続けています。
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"◆夏美ようさんの今後の予定は?"
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