【ライブ後半戦!ついに劇場版楽曲をライブの初披露!】
ユニットパートが終わり、静けさの中始まったのが昨年6月に公開した「ラブライブ!The School Idol Movie」の主題歌「Angelic Angel」。アニメ同様の和服衣装とキャラクターの髪型などを完全再現!迫力のある特殊効果花火の演出とともに楽曲がスタート!
中でもどのように再現するのかが前々から話題となっていた扇子の残像ですが、なんとモニターに映し出される彼女らの実際の映像にリアルタイムで残像を付けるというかなり高度な演出で完全再現しました。
μ’sが扇子描くハートの残光がきっちり再現された時に会場は大歓声!絵里ちゃんのセンター楽曲ということもあり水色のペンライトの光の中、優雅に踊るμ’sはとても綺麗でした。
次はμ’sのライブでは定番の「輝夜の城で踊りたい」を披露。
いつもながらコールも大盛り上がりでそのまま繋げて「だってだって噫無情」を披露!5thライブの再現といった輝夜と噫無情の連続パフォーマンスでしっかりと締めたμ’sにファンは感激。
そして幕間をはさみ劇場版の学年別楽曲のパートに突入。
最初は1年生組が「Hello,星を数えて」を披露。ミュージカルチックな楽曲とNYの町並みとNYの街並みを再現したセットが用意され劇場版アニメのシーンを再現!
イエロータクシーから出てくるPileさんとカフェテーブルに座る久保ユリカさん。そして衣装はアニメと同じロングコートとトレンチコート。元気に登場した飯田里穂さんの可愛らしいダンスに二人も合わせ息ぴったりのパフォーマンスをしました。
サビが終わり2コーラス目に入るところでPileさんと久保ユリカさんが着ていたコートを脱ぎ捨て飯田里穂さん(凛ちゃん)と同じ衣装に変身!会場は熱狂の渦に包まれました!
次に3年生組が登場。こちらも劇場版アニメのソファーやテーブルセットが用意されました。そして南條愛乃さん、楠田亜衣奈さん、徳井青空さん3人がアニメ同様なカラフルな衣装に赤縁のサングラスもしっかりと装着し「?←HEARTBEAT」を披露。
コミカルな可愛らしいアクションとダンスで盛り上げ最高に楽しげなステージとなりました!
最後に2年生組が登場!音ノ木坂学院の制服を着た新田恵海さん、三森すずこさん、内田彩さんが爽やかで力強くもある楽曲「Future style」。
3人の息ぴったりなダンスと歌声を披露し、アニメの桜吹雪も会場に舞い再現しました!アニメのキャラクターとキャストがまさに一つに重なったステージとなりました。
【ファンミ楽曲『みんなで作るμ’sの歌』からの怒涛のスーパーライブタイム!】
幕間をはさみ「SUNNY DAY SONG」の衣装を着たμ’s登場。キラキラとしたアニメ顔負けの衣装で会場はどよめきをみせる中、TVアニメ2期OP主題歌「それは僕たちの奇跡」を披露。
続いて日本全国10カ所、上海&台北で開催されたμ’sのファンミーティングツアーのメインテーマ楽曲「ミはμ’sicのミ」を披露。
この楽曲は電撃G’sマガジンの読者参加型企画「みんなで作るμ’sの歌」として制作されたファンにとっても大事な楽曲です。読者からのアイデアをふんだんに詰め込んだこの楽曲をμ’sと一緒に歌って踊り、一体感溢れるステージとなりました。
「μ’sic Forever 忘れないで」という歌詞がまたファンの心に深く染みこんだことでしょう。
「ミはμ’sicのミ」の後はカップリング楽曲「Super LOVE=Super LIVE!」を披露。
μ’sとファンの全力のコールアンドレスポンスとμ’sメンバー9人が順番に歌う「Super LOVE=Super LIVE!」のパート部分は会場のライトとファンのサイリウムの色がキャラクターカラーに切り替わっていき改めてファンとの一体感を感じられたステージとなりました!
最高の一体感の中、μ’sのライブ鉄板曲「No brand girls」「KiRa-KiRa Sensation!」と怒涛のセットリストで大盛り上がり!ファンもキャスト9人も疲れを見せることなく汗はキラキラと輝いていました。
そしてMCへ。μ’sメンバー新田恵海さんは「楽しすぎるんだけど!!」と笑顔をみせ各メンバーも精一杯このライブを楽しんでいるというのが伝わってくる表情でついに本編ラストの楽曲「SUNNY DAY SONG」を披露。
ファンも合わせてみんなで踊れる振り付けをμ’sの新リーダーこと凛ちゃんを演じる飯田里穂さんがメインになり振り付けをレクチャー。そしてファンもそれに習い上手く出来たところでミュージックスタート!
アニメの劇中でも人気の各キャラにスポットが当てられたシーンも完全再現しファンは歓喜!そしてこの楽曲一番の見所メンバー9人の足のウェーブステップもしっかり再現し「おぉー!!」と感激の声。
そしてライブ本編が終了、そして会場では「アンコール」の声が響きます。
会場モニターに映しだされるμ’sのこれまでのPVが流れ、これまでの思い出を思い返すように熱い眼差しでファンは眺めていました。
映像が終わり再びμ’sがぼらららの衣装でステージに登場。TVアニメ1期の第三話と最終話に流れたμ’s始動の楽曲「START:DASH!!」を披露。
そしてμ’sのライブで一番の見所「Snow halation」を披露し落ちサビの穂乃果ちゃんのソロパートでは1stライブから築き上げ、アニメでも演出として再現された白色の光から“オレンジ色の光”に変わるステージ。
東京ドーム、そして国内外のLV会場その全てがオレンジ色の輝きに包まれ、過去最高の感動的な演出となりました。
これは1stライブにファンが自分たちで考え実行したものでそれが時とともに広まりファイナルには全世界何千万人が起こした奇跡的演出です。
その光景を見てきたμ’sメンバーと新田恵海さんの瞳にはラブライブ!が起こした奇跡的な光景が映り、嬉しさや達成感などが溢れかえっているような表情でした。
続いて「Oh,Love&Peace!」を歌いながらファンのもとへゴンドラで周りながら「ありがとう」を伝え、そしてTVアニメ2期のED主題歌「どんなときもずっと」を披露。
モニターには歌詞も映り、会場のファンとともに歌いきりました。そしてEDでメンバーが羽を持つシーンもしっかり再現しμ’s9人は白い羽根を手に持ちながら歌いきりました。溢れる涙をこらえながら、これまでの感謝とのメッセージを贈る9人のμ’sメンバー。
・久保ユリカさん「6年間このメンバーと皆さんと一緒にここまで来れて本当に幸せでした。ありがとう。」
・飯田里穂さん「本当にありがとう。メンバーのみんなもスタッフの皆さんもありがとうございます。私はラブライブ!という作品が大好きで誇りに思っています。これからもよろしくお願いします。」
・Pileさん「皆さんの笑顔をひとつひとつ抱きしめるつもりで周りました。ファンの方々、メンバー、そして真姫ちゃんにありがとうを言いたいです。」
・三森すずこさん「世界中のみんな、今日は最高の時間をありがとう。一生忘れられない思い出ができました。μ’sのみんなと、ファンのみんなと出会えて…そして園田海未ちゃんと出会えて、本当に幸せです。」
・徳井青空さん「今日まで本当にありがとうございました。いつかまたμ’sの歌を聞きに来てくれますか?約束です!」
・南條愛乃さん「出会いは一枚のイラストでしたが、6年間の間皆さんが応援してくださった結果9人の女の子は同じ時間を、生きる命を貰えたと思います。どこかで彼女たちも楽しく過ごしているんだと感じます。」
・楠田亜衣奈さん「みなさん、ラブライブ!のことが好きですか?μ’sのことが好きですか?希のことが好きですか?これからもずっとずっと好きでいてくれますか?私も大好きです。ありがとう。」
・内田彩さん「朝起きたら声が出なくて不安でいっぱいでしたが、みんなの声援がとても暖かくて。こんな私だけどラブライブ!という作品と出会えて6年間夢のような時間を過ごせました。これからも皆さんの心に、私たちのことを宝物のように閉じ込めておいてください。」
・新田恵海さん「私たちは彼女たちの後を追って歩んできました。しばらくはこういう形では会えなくなるかもしれないけれど、私たちはずっとμ’sです。18人が同じ気持だと思っています。」
μ’sファイナルシングル「MOMENT RING」のタイトルコールでアンコール最後の曲が始まり、これまでのμ’sの楽曲の振り付けがこの「MOMENT RING」のダンスには散りばめられておりμ’sの軌跡を見ているかのようなパフォーマンスを披露。
そして間奏ではμ’sとキャストひとりひとりのポーズがリンクする感動的な映像演出でファンも涙を流しながらそのステージを見ていました。そこに立っているのは紛れも無く18人のμ’sでした。
【いまが最高!伝説となったμ’s】
アンコール最後の楽曲「MOMENT RING」が終わり暗くなるステージ。
観客たちのダブルアンコールが始まり、μ’sメンバーの想いを語るインタビュー映像と劇中で使われた感動的BGMをただただ見入るファンたちがいました。
そしてついにセンターステージの大きな幕が開き、姿を見せたのは…
劇場版のラストライブとEDを飾った「僕たちはひとつの光」の大きな花のセット。
ドーム中央にセットが移動し、μ’sメンバーによる1から9、ファンたちの「10!」というお馴染のカウントで「μ’s ミュージックスタート!」。
イントロが流れ、光り輝く花の中から劇場版と同じ白とピンクの衣装で登場!
これまで以上の笑顔で完璧なパフォーマンスを披露するμ’sの9人。そしてファンの目には穂乃果ちゃん達9人も一緒にそばにいるように見え、まさに現実とのリンクを完璧にやり遂げた伝説的グループ「μ’s」となりました。
落ちサビパートの“旅立ちの日だよ”のターンで、9人の衣装スカートがカラフルなキャラクターカラーに早変わりし劇場版では見られなかったアニメのラストライブを無事にこの東京ドーム公演にて完結させました。
終幕のためにステージ中央からメインステージにセットが移動する中ファンたちの「僕たちはひとつの光」の合唱が東京ドーム中を包みました。
その途中で9人が円陣を組み共に6年間歩んできたメンバー同士言葉を掛けあっていました。何を伝えていたのかは9人しか分かりませんがその光景はファンの心に永遠に残ることでしょう。
μ’sの18人は、姿が見えなくなる最後の一瞬まで手を振り、ファンも歌い続け「いまが最高!」と会場中とμ’sが一緒に叫び無事にファイナルワンマンライブをやり遂げました。
今後の活動や解禁情報はなくそのまま明るくなった会場には「μ’s!μ’s!μ’s!」というコールと「ありがとう!」という感謝の言葉で溢れかえっていました。