完全復活を遂げたアツい男役。留依蒔世さんが新公初主演「王妃の館」で魅せた!!

宙組公演「王妃の館」新人公演で北白川右京役を大熱演した留依蒔世さん。

本作が初めての新人公演主演作ながら、持ち前の歌唱力とパッションで見事に演じあげ、喝采を浴びました。

新人公演主要メンバーとして場を率いてきた留依蒔世さんは、一時ケガで休演が続いていたものの、今は完全復活!これからの成長が楽しみな若手スターの1人です。

今回は、留依蒔世さんにフォーカスをあて、新人公演でのこれまでの活躍を振り返りながら、その魅力に迫っていきたいと思います。

「王妃の館」で新人公演初主演!留依蒔世とは?

留依蒔世
出典:©宝塚歌劇団 公式HP
宙組 留依 蒔世(Makise Rui)より

留依蒔世さんは、2011年に星組公演「めぐり会いは再び」で初舞台を踏んだ97期生。97期と言えば、永久輝せあさん、海乃美月さん、蓮つかささんら実力派のジェンヌを生み出しています。

留依蒔世さんの魅力は、何と言っても圧倒的な歌唱力!

研2で出演した「クライマックス」では、見事な影ソロを披露し、ファンに鮮烈な印象を与えました。

「Bow Singing Workshop」では、「誰も寝てはならぬ」「僕は怖い」の2曲を披露。その美声と声量で観客を酔わせました。歌ウマ揃いの宙組下級生ですが、その中でも1・2を争う歌い手ではないかと思います。


また、「エリザベート」では黒天使に選抜されていることからも、ダンスの実力も高いジェンヌさんということが分かっていただけることでしょう。

素顔のご本人は、好きな言葉が「パッション」という熱さを秘めた存在。宝塚への情熱が熱いからこそ、一つ一つのパフォーマンスが胸を打つのかもしれませんね。

なかなか主演のチャンスに恵まれなかった留依蒔世さんですが、「王妃の館」にて新人公演最終学年にして、主演の座を掴みました!

宝塚では珍しいコメディ作品、個性的すぎるキャラクターという役への挑戦でしたが、持ち前のパッションで想像以上の舞台姿を魅せてくれました。

歌もお芝居も安定した実力がありますが、今回の新人公演ではオリジナルでギャグも取り入れ会場を沸かしていましたね。

今後の活躍がさらに期待される若手スターの1人ではないでしょうか。
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