2016秋・実写映画化!ジョージ朝倉「溺れるナイフ」菅田将暉のビジュアルが激似
大胆なタッチの絵柄とは裏腹に、複雑な人間模様を情感たっぷりに描き出す唯一無二の漫画家・朝倉ジョージ。何作も実写映画化されている彼女の作品から「絶対に映像化できない作品を描いた」という『溺れるナイフ』がついに2016秋公開!
前作『ピースオブケイク』でも素晴らしい演技を見せた菅田将暉が主演にキャスティングされていることでも期待が高まります。今作でもすでに「主人公・コウちゃんに激似」と話題のその撮影風景をご紹介します!
物議を醸した最終話。ジョージ朝倉が描く多感な10代物語「溺れるナイフ」を実写化
『溺れるナイフ』は9年間にわたり『別冊フレンド』(講談社)にて連載。2010年には宝島社による『この漫画がすごい!オンナ編』に17位にランクインした人気作です。
◆あらすじ
小学6年生にして雑誌モデルとして活躍していた主人公・望月夏芽(ナツメ)は親の都合で東京から浮雲町へ引っ越すことに。大都会・東京とは大いに異なる田舎での生活は、刺激を求めるナツメには不本意なものでした。
そんな夏芽が唯一強く惹かれたのが同級生・長谷川航一朗(コウ)。地元の元大地主跡取り息子であり、人とは違った雰囲気を醸し出している彼は地元では一種のカリスマ的存在。
田舎町・浮雲町で”平凡”からあぶれでた2人は互いの存在を特別視するように。小中高と成長するに連れ、等身大の自分が見えてくるなか2人の仲を決定付ける”ある事件”が起きる…!
“ナイフのように”鋭く尖った10代の自意識に翻弄される、2人の小学時代から大人になるまでの人生を描く壮大なストーリー。衝撃の最終話には物議の声があがるほど読者を惹きこみました。
ファン納得のキャスティング!菅田将暉&小松菜奈のW主演
今回の実写化にあたってW主演のキャスティングも注目されていました。モデルの道を歩む美少女・ナツメを演じるのは小松菜奈。そして信仰されるまでのカリスマ性を持つコウを菅田将暉が演じます。
今勢いのある若手役者のなかでもどこか怪しげな魅力が光る両者。これは原作ファンも納得のキャスティングではないでしょうか。
◆前作『ピース オブ ケイク』もハマり役だった菅田将暉
特に菅田将暉は朝倉ジョージの作品を実写化した前作の『ピース オブ ケイク』でも主人公を誘惑するチャラ男・川谷を演じ、彼の放つ色気に撃たれる女性が続出していました。
この作品で初めてとは思えぬセクシーなキスシーンを披露。役によって異なる顔を魅せる菅田将暉の変貌ぶりはさすがですが、元々生まれ持つ彼の雰囲気が朝倉ジョージの世界観にハマっています。
SNSで公開した”コウちゃん”の姿がすでに激似
映画「溺れるナイフ」に出演します。長谷川航一朗役です。是非観て下さい。宜しくお願いします。 #溺れるナイフ #コウちゃん pic.twitter.com/ZN3brWWYmc
— 菅田将暉 (@sudaofficial) 2016年3月8日
菅田将暉のTwitterにて撮影風景が公開され、そこでみせたコウちゃんのビジュアルが原作そっくり。彼がコウちゃんを演じ、スクリーンの中で動く姿を見せてくれると思うと期待が止まりませんね。
朝倉ジョージ原作『溺れるナイフ』の実写映画版は2016年秋公開予定。衝撃のストーリーをどう1本の映画として生まれ変わらせるのか。役者のみならず映画版ストーリーにも注目です♪