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【名作コント2】女性の悲哀を笑いに変えた『産卵』


産卵 <出典:twitter.com>
『産卵』は、半魚人の女(松本人志)が卵を産みつつ、「産ませてよ」と男(東野幸治)に迫るコントです。卵はねっとりとした粘液に包まれていて、実にグロテスクです。
「産ませてよ」というセリフを受けて、男の彼女(YOU)が半魚人の女と彼の関係を疑います。そして、嫉妬にかられた半魚人の女が彼女の顔に粘液をかける、という流れが定番です。

見どころは何といっても、松本人志さんが演じる半魚人の風貌です。鱗が連なる緑の着ぐるみは、さも海から直行したといわんばかりに輝いています。そして、卵がぎっしり詰まった大きなお腹は、「二人の愛の結晶はここまで大きく深い存在なのだ」とアピールしているかのようです。
捨てられた女としての悲しみ、それを人間ではなく半魚人が哀感たっぷりに「産ませてよ」という哀れなセリフを放つ点が、このコントの醍醐味です。
半魚人の女には「(子どもに)名付けてよ」「この子の叫びを聞いてよ」といった他のセリフもありますが、そのどれもが端的かつシュールです。そのため、今回はどのようなセリフを聴くことができるのかと、毎回楽しみにしていた視聴者も多く存在しました。


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