元旦からの舞台としてヒットを続けている宙組公演「シェイクスピア」ショー「HOTEYES!!」。
今回はこの公演の中でも中堅娘役として舞台を支えている愛白もあさんの、これまでの履歴を紹介していきます。
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愛白もあ 生粋の娘役魂が観るひとの心に届く
愛白さんは大阪府堺市出身の娘役。2007年に星組公演「シークレット・ハンター」にて初舞台を踏んだ93期生で、同期には、芹香斗亜さん、彩風咲奈さん、蒼羽りくさん、愛月ひかるさんらを輩出するなど将来を期待される人材が多い期です。
実は90期生元星組の朝都まおさんはお姉さん。家族そろって生粋のタカラジェンヌというのは、宝塚の歴史の中では実は珍しいことではありませんが、愛白さんと、そしてそのご家族の宝塚へのなみなみならぬ情熱がよくわかりますね。
努力を惜しまない姿が可憐
愛白さんの魅力がよくわかる役といえば、2012年「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」のミッターマイヤーの妻、2014年バウホール公演「SANCTUARY」でヒロインに献身的に尽くす侍女シャルロット。まだ未見という方は映像で確認してみてはいかがでしょうか?
特に最近愛白さんが注目されたのは、2015年秋に上演された桜木みなとさん主演のバウホール公演「相続人の肖像」。愛白さんの演じるベアトリスは、主人公の婚約者でいるにも関わらず彼が別の女性に心奪われていくという切ない役を、けなげに演じて絶賛されました。
バウホールという小さな舞台が良いのは大劇場ではなかなか目立たないジェンヌの意外な魅力に気づけること。この役で愛白さんに注目したジェンヌも増えたようです。
「シェイクスピア」では
愛白さんは、「シェイクスピア」では女官として活躍しています。品のある立ち振る舞いで欠かせない存在となっている愛白さんにも注目してみてくださいね。
娘役といえばアクセサリーやヘアアレンジを自らがすることで、有名。愛白もあさんも例外にもれず、スカイステージの番組内「Fairy Style」の中で花組の同期娘役である美花梨乃さんをイメージしたアクセサリーを製作したりしています。
その可愛らしさと繊細さがファンを魅了するのでしょう。
著者:seikacat