奇跡と感動、そして音楽への思いが詰まったメガマソの結成秘話
2006年に活動開始、今も高い知名度を誇るヴィジュアル系バンド、メガマソ。ちょっと変わったバンド名ですが、バンド結成の発起人で名付け親でもある涼平さんによると「名前に全く意味はない」というから驚きです。ただ、4文字のバンド名にこだわりがあったそうで、それだと省略されないからとも語っています。
バンド名には全く意味がないメガマソですが、バンド結成の無頼裏にはとても熱い音楽への思いと奇跡がありました。
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涼平さんが惚れ込んだメンバーが集結してメガマソが誕生
メガマソ結成の「言いだしっぺ」は、ギター担当の涼平さん。もともとは「彩冷える(のちにアヤビエに改名)」というバンドで活動していましたが、自分がヴォーカルを担当できるバンドでもっと自分の音楽世界を表現したいと思い、バンドを脱退。メガマソの結成は、これが発端です。
涼平さんがほれ込んで誘ったのが、ベースのGouさんとドラムスの優太さんでした。優太さんはその後メガマソを脱退したので今はメンバーではありませんが、初期メンバーとして精力的に活動していました。
そして、メガマソ結成時の大きなポイントが、ヴォーカル担当のインザーギさん。当初は涼平さんが自分でヴォーカルを担当できるバンドを考えていたのに、インザーギさんの歌声を聴いてしまった涼平さんが一目惚れ(一耳惚れ?)。インザーギさんに即アタックして加入してもらったことで、メガマソのメンバー構成が確定したのです。
涼平さんが目指した音楽世界
自分がやりたかったヴォーカルの座を譲ってまで誘ったインザーギさんの歌声は、さすが涼平さんが惚れ込んだだけのことはあります。伸びやかでしっかりとした声量は、ヴィジュアル系以外のあらゆるジャンルで通用しそうな気すらします。
涼平さんのこだわりはドラムも注がれていて、結成時メンバーの優太さんにスリー・バスのドラムセットを頼み込みました。ツー・バスだけでもかなりハードな音になるところを、さらに増やして3つなのですから、メガマソの音楽的な基礎がここから生まれたことが想像できますね。