空耳アワー常連、METALLICA(メタリカ)の名曲ベスト3
<出典:www.relix.com>
ボーカリスト、ジェイムズ・ヘッドフィールドの独特の歌い方から、日本では「空耳アワーの常連」としても知られているMETALLICA(メタリカ)。1983年のデビュー以来30年以上のキャリアを持ち、1990年代の全米アルバム総売り上げ4位、また全世界販売総数1億1000万枚を記録したモンスターバンドであり、2009年にロックの殿堂入りを果たしています。
ここでは、そんなMETALLICA(メタリカ)の名曲ベスト3をご紹介します。
【第3位】3rdアルバム『Master of Puppets』より「Master of Puppets」
<出典:en.wikipedia.org>
1986年に発表されたメタリカの3rdアルバム『Master of Puppets』は50万枚以上の売り上げを記録し、初のゴールドディスクになるとともに、カリスマ的なベーシスト、クリフ・バートンの遺作となりました。名曲第3位は、このアルバムのタイトル曲である「Master of Puppets」です。
今なおライブで演奏される重要なナンバーで、オーケストラとのコラボレーションを行ったライブアルバム「S&M」では実質1曲目を飾ります。
1分に及ぶギターリフ主体のイントロから、変拍子を織り交ぜたうねりのあるグルーヴに乗せ、恐怖を表現します。間奏では哀愁ある美しいツインギターからギターソロへ向けてどんどん盛り上がっていき、まるで1つの物語を読んだ後のような満足感が得られます。
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【第2位】4thアルバム『…And Justice For All』より「One」
<出典:www.metalinjection.net>
第2位は、4thアルバム『…And Justice For All』に収録されている「One」です。タイトルの「One」は手足の無い「ダルマ」の意。この曲のヒントとなった小説「ジョニーは戦場へ行った」では、ジョニーは対人地雷で四肢と顔の半分を失いながらも、英雄として、また医学発展の象徴として生かされます。
「One」は、映画版『ジョニーは戦場へ行った』とコラボした、メタリカ初のミュージック・ビデオが制作され、グラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンス部門を受賞しています。
重いテーマを歌いながら序盤から前半までじっくり演奏し、徐々にじわじわと盛り上げていく展開がポイントで、カーク・ハメットのギターソロでこの曲のストーリーは最高潮に達します。
[next_heading title=【第1位】5thアルバム『METALLICA』より「Enter、Sandman」]