【1日ひたすら森岡賢に浸る】モリケンワールドの魅力
2016年6月3日、『minus(-)』のメンバーでもあり、元『SOFT BALLET』、森岡賢さんが心不全のためこの世を去りました。享年49歳。
2016年は国内外でレジェンドたちの訃報が相次いでいますが、またしても若すぎる才能が逝ってしまいました。
minus(-)としての活動はまだまだこれからというタイミングなだけに、ファンとしてはショックが大きいでしょう。
SOFT BALLETでの活動で広く知られている森岡賢さんですが、キーボーディスト、コンポーザーとして様々なアーティストの活動に参加しています。
他のアーティストのステージでも全く自重しないそのスタイルを目の当たりにして、「いったいこの人は何なのだろう?」という強烈なインパクトを与えられた人も多いのではないでしょうか。
今回は彼の功績を振り返る意味でも、「森岡賢」が持つ唯一無二の魅力について検証してみます。
森岡賢さんのプロフィール
森岡賢さんは1967年3月15日生まれの東京都出身。
父は作曲家の森岡健一郎さん、姉は現代美術家の森岡寿里さんという、アーティスト一家に生まれました。また、実弟のひとり、森岡慶さんはギタリストです。
5歳よりピアノをはじめ、子供のころにはすでにシンセサイザーで遊んでいたといいます。
音大への入学、中退を経て、1982年よりキーボートプレイヤーとしての活動を開始しました。
1985年にはSOFT BALLETの前身となるバンドをのちのメンバーである遠藤遼一さん、藤井麻輝さんと立ち上げています。
1989年にはSOFT BALLETとしてメジャーデビュー。1995年のSOFT BALLET“終了”後は本格的なソロ活動を開始。
このころから、プロデューサー、サポートミュージシャンとして活躍しています。
2002年にSOFT BALLETの活動を再開させますが、翌年には再び活動を“終了”。
その後もプロデューサー、キーボーディストとして精力的に活動しています。
2014年にはSOFT BALLETでの盟友、藤井麻輝さんとともに『minus(-)』を結成しますが、そのわずか2年後に心不全により帰らぬ人となってしまいました。
携わったアーティストは数え切れませんが、パーマネントなメンバーとして活動していたのはSOFT BALLET、そしてその後身バンドといっていいminus(-)だけです。
特にSOFT BALLETは他二人のメンバーとの対比で森岡さんの魅力も際立っていたことから、思い出深い人も多いと思います。
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[next_heading title=希代のアンドロギュヌス]
森岡君なくなっちゃったのね。そして、そんなに有名な人になってたのね。
小学生の時、同じクラスで一度だけみんなでお宅にお邪魔しました。あの時代でおうちにビデオがあって、すごいなって思った。可愛いチャウチャウが、いたよね。
おっとりして、優しい子だった。
小学生時代にイジメにあってたとかあるけど、そんなことはなかったよね。
心からご冥福をお祈りします。
心から、ご冥福をお祈りします。