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宝塚歌劇団には花組、月組、雪組、宙組、星組という5つの組のほかに専科があります。

専科にはダンスや歌唱力、演技力といった一芸に秀でたタカラジェンヌが所属していて、組という枠に縛られることなくどの組の舞台にも出演することができます。



現在専科に所属する英真なおきさんは、かつて星組の組長まで務めた上で2012年に専科に異動した大物です。

専科で思う存分才能を発揮中?の英真なおきさんについて、これまでの軌跡と重責を担ってきたプロフィールをご紹介しましょう!



英真なおき







成績上位で宝塚歌劇団入団時から注目の男役

英真なおきさんは68期生として宝塚歌劇団に入団、1982年に花組公演の『春の踊り/アルカディアよ永遠に』で初舞台を踏みました。この入団時の成績は37人中4番だったので、成績優秀な鳴り物入りのスタートでした。


初舞台を踏んだ後は星組に配属され、数多くの舞台を経験します。1991年には宝塚歌劇団年度賞の努力賞を受賞したことからも、英真なおきさんがタカラジェンヌとしての資質に優れていることと、とても努力家であること分かりますよね。




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組長と副組長を16年も務めた大物


宝塚歌劇団には、各組に組のまとめ役となる組長と副組長がいます。英真なおきさんは1996年に星組副組長に就任、そして2000年には星組組長に就任しています。

通常、組長と副組長はその組の年長者が就任することが習いですが、単に年長者というだけでは組長、副組長に選出されません。

各組ごとに舞台を作り上げる宝塚歌劇団では、組のチームワークがとても大事です。そのチームワークを作り上げるのが組長と副組長の役割であり、彼女たちがチームワークを作り上げることによってはじめて宝塚の舞台が成功するのです。

英真なおきさんは2012年に専科に異動するまで副組長、そして組長を16年間勤め上げた星組の大物です。星組の舞台は英真なおきさんがいてこそチームワークが完成し、多くのファンを魅了することができたと言っても過言ではないのです。



英真なおき



重責を解かれて、これからは自由に演技力を発揮?

その後、2012年2月6日付で専科に異動した英真なおきさん。ここからは専科の自由さをいかして星組の舞台に限らず月組公演『ロミオとジュリエット』や花組公演『ベルサイユのばら -フェルゼンとマリー・アントワネット編』など、さまざまな組の舞台に出演しています。

英真なおき



2015年11月からは雪組のバウホール公演『銀二貫』への出演も決まっており、ますます忙しい英真なおきさんなのです。




英真なおき






組長という重責を解かれて、ようやく自由に演技に専念できると英真なおきさん本人が思っているかどうかは定かではありませんが、これからも英真なおきさん自身の魅力を大いに発揮してもらいましょう!

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