上田久美子さんの大劇場デビュー作「星逢一夜」の魅力をフライング気味に語ってみよう
2015年7月から8月は宝塚大劇場で、9月から10月は東京宝塚劇場で上演される雪組公演の「星逢一夜」。
星逢一夜と書いて「ほしあいひとよ」と読みます。
江戸時代の九州と江戸を舞台に繰り広げられる、身分を超えた友情と愛情。それがやがて運命と歴史に翻弄されるというストーリーを描いた作品ですが、内容だけでなく配役や演出など作品を創り上げるスタッフにもたくさんの注目ポイントがいっぱい!
雪組入魂の舞台、「星逢一夜」の魅力を語っちゃいましょう。
■上田久美子さんにとっての記念すべき大劇場デビュー作
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まず注目なのは演出の上田久美子さん。
なんと、この「星逢一夜」が大劇場デビュー作なんです。
江戸中期、九州にある「三日月藩」を舞台に繰り広げられる江戸時代ならではの時代背景に彩られた人間の愛と友情という、とても難しいテーマに挑んでいます。
三日月藩という、なんともロマンティックな名前も宝塚らしくていいですよね。
藩主の子息と領民という天と地ほどの差がある身分の少年少女たちが育んできた友情というヒューマンな一面と、藩主の子息が出世するごとに領民を窮地に追い込んでしまうというジレンマ。
やがて悲しい結末に向けてストーリーは進んでいくのですが、そこを華やかにタカラジェンヌたちが演じきる姿…これだけでも妄想が膨らみます。
バウホール公演で実績を積み上げてきた上田久美子さんのパワーがどう炸裂するのか、これは見どころです!
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