「ナビレラ」キャストプロフィール、相関図、OST、視聴率などまとめ

長い時間、バレエを夢見た老人がいる。
誰にも言わなかったし、挑戦できるとも考えていなかった。
その子に会うまでは。

23歳の青年は、生きることが苦しく夢がぼやけていた。
ただ踊るだけで充分で、あえて明日のことを考えることができなかった。
その老人に会うまでは。

「ナビレラ」は夢の話だ。
夢があったり、なかったり、「夢が何であるか」すら知らない人の話。

70歳。元郵便局員。

穏やかで善良な性格。韓国戦争が勃発した年に生まれ、米屋の店員だった父は生活のために何でもし、長男のドクチュルには勉強だけするように教育。77年に、ドクチュルは郵便配達員の公開採用試験に合格。

結婚し3人の子どもの父親になり、過去の夢がどうでもよくなるほど、家族を守ることに誠実に取り組んだ。ところが、喜寿を控えて、たまたまチェロクに出会う。

チェロクの姿を見て胸が高鳴ったドクチュルは、「最後の夢」と決意しバレエを始める。

23歳、バレエ学院休学中。

サッカー監督の父親の指導の下、6歳からサッカーを始める。しかし、入試を控えた高校3年生になり「サッカーの才能がない」と自覚する。

そんな時、「ドン・キホーテ」を踊るスンジュを見てバレエを始める。突然の進路変更を家族に受け入れてもらえず1人になってしまったチェロクだが、1年で舞踏院に入学するほどの才能を見せた。

その後スランプに陥り、悩むチェロクの下にドクチュルが現れる。父親からは一度も聞いたことのない賞賛をドクチュルから送られ、徐々にチェロクはドクチュルに心を開くようになる。

48歳 チェロクの父。

元高校サッカー部監督。過酷な訓練と体罰で、サッカー部の成績を引き上げた。選手としては目が出なかったが、指導者としての能力が卓越している。

成し遂げられなかった自分の夢を息子のチェロクに託していたが、チェロクがサッカーを辞めバレエを始めたことで、親子の間に溝ができる。

72歳ドクチュルの妻。

子どもの人生が自分の人生と言わんばかりの子煩悩な母。毎日子どもたちの運勢を占い、料理を作っては持っていくようにと電話をかける。

子どものことで頭がいっぱいの所に、夫がバレエを始めると聞き困惑する。

23歳ドクチュルの孫娘。

子供の頃から父の計画通りに生きてきて、失敗をしたことがない。

しかし、同時にしたいことも、興味のあることも、夢もない。

ついに父の期待に応えて、大企業のインターンに合格する。

48歳 ドクチュルの長男、ウノの父。

漢江銀行江南店アシスタントマネージャー。誠実で有能、既得権社会に安着した。

家族全員に関心が多いが、過干渉ということを本人だけが知らない。

48歳 ソンサンの妻。

同じ大学・同じ会社に入った夫と結婚。ウノを産んだ後自分は退職。

娘が自立した後、大学院に入学しカウンセラーの資格を取得した。

45歳ドクチュルの娘。

家族を助けるため、小さな会社で経理として働いた後、一歩遅れて大学に入った。その会社で夫と出会い結婚。

現在は夫と不動産会社を運営している。

43歳 ソンスクの夫。

10年もの間、選挙に出ては落選し続けている。そのため、親から受け継いだ財産も使い果たしてしまった。

39歳ドクチュルの末息子。

いつも素足に青色クロックスを履いている。ドキュメンタリーを撮影する準備中だが、2年前までは外科医をしていた。

どのような理由か、国内三本の指に入る大学病院を突然退職。

それが理由で家族から小言を言われるようになり、現在はあまり家族の集まりに参加をしていない。

37歳 チェロクの師匠。

元バレリーノ。100年に1人とも言われた逸材だった。

教えることに興味がなかったが、才能の塊のチェロクに出会い、弟子として受け入れる。

36歳 舞踏院教授。

フランスでダンサーとして活動した後、現在は指導者をしている。

自分がフランスで経験した苦労を、生徒たちにはさせたくないと熱心に指導する。

39歳 整形外科医。

試みにもせずに訪ねてくるチェロクを面倒だと思いながらも、診療している。

ゲームが好きで、人生の悩みや苦しみがなく、欲望も野望もない平和な人物。

24歳 舞踏院学生。

ソリの弟子。時々スタジオでチェロクと共に練習に励む。

24歳 舞踏院学生。

ソリの弟子。時々スタジオでチェロクと共に練習に励む。

24歳 バレエスタジオ伴奏。

ピアノ専攻の学生で、バレエスタジオでは伴奏のアルバイトをしている。

23歳 チェロクの友達。

チェロクの元チームメイト。国家代表ゴールキーパーを夢見ていたが、サッカー部が解体されてしまい、勉強して名門大学に入学する。

レストランでアルバイトをしている。

23歳 チェロクの高校の同級生。

11歳からサッカーを始め、高校卒業後プロになることが目標だった。

しかし、とあることがきっかけで、プロになる夢が絶たれてしまう。