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若きヒロイン、花乃まりあの魅力


2010年に宙組で初舞台を踏み「風と共に去りぬ」新人公演や、バウホール公演「the WILD Meets the WILD」等で数々のヒロインを経験、2014年に花組に移籍して、明日海りおの相手役となった花乃まりあ。プレお披露目は2015年1月に東京国際フォーラム「ErnestinLove」で終えていますが、本拠地大劇場でのトップ娘役としてのキャリアは、この公演から始まりました。

「カリスタの海に抱かれて」での役どころは、明日海りお演じる青年将校に恋するカリスタ島の娘役。自由奔放、島の独立を目指す活動にも参加する闊達な娘を演じています。あまり宝塚では見ないヒロインですが、明日海りおとのラブシーンではいじらしい一面も見せる等、演技力の高さを生かして等身大の女の子を鮮やかに描き出しています。

演技力の高さと、ぱっと目をひくダンスの上手さを生かし、大きく花開くことを期待されるトップ娘役です。

花乃まりあ




可能性を感じさせる、コンビの魅力

それぞれに多彩な魅力を持つ明日海りおと花乃まりあですが、トップコンビともなれば2人ならではの魅力というところも気になるものです。今回の公演では、まだコンビを組んで浅いこともあり、これがコンビの魅力だと言いきれる部分は決して多くはありません。

しかしながら「カリスタの海に抱かれて」のラブシーンの会話が、非常に自然な恋人同士の会話に聞こえるところや、フランス貴族の生活に無邪気な興味を抱く花乃まりあを、包容力あふれる態度で明日海りおが受け止めるところなど、初々しい中でも心通う場面を、ごく自然に造形できるところが、コンビの魅力の1つと言えます。

また、個々に見せるダンスや芝居、歌の力がさらに向上する可能性を、芝居でもショーでも見せてくれるだけに、これからいくつもの作品を経験していく中で、どのような魅力を花開かせてくれるか、これからの可能性を期待させる2人でもあります。

このように個々の魅力に溢れている明日海りおと花乃まりあコンビ。彼女らが率いる花組は、「ベルサイユのばらーフェルゼンとマリーアントワネット編ー」と「宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)」の台湾公演にも向かいます。大きな経験を糧にますます充実していくであろう、花組コンビの今後にますます注目が集まるでしょう。

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