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宝塚ファンにとって、今後活躍が期待される若手ジェンヌを発掘する場「新人公演」。新人公演をチェックして、新しいスターを発見したときの喜びは、何物にも代えがたい瞬間です。

2016年も、各組”本公演超え”と絶賛されるほど、伝説的な新人公演が行われました。

今回は、花組と雪組に注目して、新人公演で活躍した未来のスターを紹介します。


花組・綺城ひか理(あやき ひかり)さん


綺城ひか理出典:©宝塚歌劇団 綺城 ひか理(Hikari Ayaki) より


「ミー・アンド・マイガール」のビル役で新人公演初主演を射止め、続く「金色の砂漠」でも主演を務めるなど、今人気急上昇中の若手ジェンヌです。

目を引く貴族的な顔立ちで、昨年は新人公演初主演とは思えないほどの”スター力”を存分に魅せてくれました。


「ミー・アンド・マイガール」で印象に残ったのは、そのダイナミックなダンス。リフトも上手に決めていたので、身体能力の高さが伺えます。また、お芝居の発声も聞き取りやすく、ビルとして舞台上で見事に息づいていました。反面、歌唱には伸びしろが感じられるので、まだまだ今後の成長が楽しみです。


初の単独新人公演主演となった「金色の砂漠」では、明日海りおさんに宛て書きされた演目という難しさの中、見事に奮闘。


作品が難しいため、ともすれば”大事故”にもなりかねない演目でしたが、麗しい奴隷を説得力を持って演じあげるという綺城さんの芝居センスの高さで、素晴らしい新人公演となりました。また、歌唱力も向上しており、こうして短期間で成長が見られるのも、新人公演の醍醐味です。


花組・飛龍つかさ(ひりゅう つかさ)さん


飛龍つかさ出典:©宝塚歌劇団 飛龍 つかさ(Tsukasa Hiryu) より


スラリとした長身が舞台に映えるタカラジェンヌですが、これまでは、新人公演で目立つ活躍がありませんでした。


しかし、「ミー・アンド・マイガール」ではジョン卿役に大抜擢!そのスタイルの良さ、お髭の似合いぶりというビジュアル面の成功だけではなく、(お芝居のセンスがあるのか、)技術面でも大健闘。掛け合いの”間”が絶妙で、ジョン卿の持つ愛らしさを上手に表現していました。


また、「金色の砂漠」で演じたジャハンギールが出色の出来。

もともと本公演で回想シーンを担当していた役ではありますが、”王様”としての威厳ある佇まいに感心したファンが続出しました。2016年の新人公演を通し、一番芝居力があることを新発見したタカラジェンヌかもしれません。


花組・音 くり寿(おと くりす)さん


音 くり寿出典:©宝塚歌劇団 音 くり寿(Kurisu Oto) より


2016年は、「アーネスト・イン・ラブ」のセシリィ役抜擢からスタートし、続く「ミー・アンド・マイガール」では初ヒロインを射止めました。

彼女の最大の魅力は、芸名の通り”抜群の歌唱力”。特に「ミー・アンド・マイガール」のサリー役では、本公演と遜色が無いほどのサリーを魅せてくれました。


ちょっと蓮っ葉で、でもいじらしくて、ファンに愛されるヒロイン・サリー役は、単に歌がうまいだけでは務まりません。大切なのは各ナンバーに”心を通わせる”ことなのですが、彼女はそれを自然とこなしていました。彼女のように、歌だけで感情を伝えられるというのは、宝塚において大きな武器となります。


音域も広く、ハートのこもった彼女の歌声は、聴く人の心を魅了しました。これからの活躍を期待せざるを得ません。



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