90年代音楽シーンのリバイバル!ニトロデイおすすめ曲 5曲
2019年の音楽シーンを大きく揺るがす出来事の一つはNUMBER GIRL復活のニュースかもしれません。1995年に福岡で結成され絶大な人気のなか2002年に解散したNUMBER GIRLを2019年の今、改めて聞いている人も多いと思います。
そんな人にオススメしたいバンドはズバリ「ニトロデイ」。2016年結成の若手バンドで、結成時はまだメンバー全員が高校生でした。現在は高校を卒業しこの夏は渋谷で2019年7月13日 (土)に開催されるサーキットイベントrockin’on presents JAPAN’S NEXT 渋谷JACK 2019 SUMMERへの出演も決定しており、どんどんライブ会場を大きくしながら急成長していているバンドです。
なぜニトロデイをNUMBER GIRLリスナーに聞いてほしいのかは曲を聞けばすぐにわかると思います。そこで今回はニトロデイのオススメ楽曲を紹介します。
青年ナイフ
リードギターの彼女が持っているギターはジャズマスターというギターで決して弾きやすいものではなくチューニングもずれやすい難しいギターなのですが、NUMBER GIRL全盛期はジャズマスターを持った女性ギタリストが本当にたくさん誕生していました。最近ではそういうギタリストが減ってきていますが今でもジャスマスターを持った女性ギタリストを見るとまずNUMBER GIRLのフォロワーではないか?と思う人すらいるのではないでしょうか。
エッジの聴いたベースにタイトなドラム、そして独特な声で叫ぶように歌うところまでNUMBER GIRLのようです。
実際本人たちもNUMBER GIRLをルーツにしていると語っており、それ以外にはNirvanaやART-SCHOOLの要素もあります。
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ART-SCHOOLのボーカル、木下理樹に手紙と共に音源を渡した事も話題になっていました。この時渡していたCDの表題曲がこの「青年ナイフ」です。ちなみにこのあとニトロデイはART-SCHOOLのワンマンライブのオープニングアクトを務める事になります。
青年ナイフ発表時はメンバー全員が高校生でという事もありこの曲と共にニトロデイはものすごいスピードで階段を登ることになります。
レモンド
2018年7月25日に発売された2nd EP「レモンドEP」のリード曲です。こちらのMVは構成や画質も90年代のロックバンドのようで彼らの音楽性も合間って初めて見た人は2018年の曲だと思わないのではないでしょうか。音楽だけでなくアートワークからも90年代の音楽シーンへのリスペクトを感じられます。
「レモンド」というタイトル通り夏をイメージした楽曲になっていますが全体的にちょっと憂鬱な雰囲気があります。爽やかな青春ポップではなく高校生ならではの暗さを表現した彼らなりの青春ソングとなっています。
ボーカルの小室ぺいによる声を枯らしながらも全力の歌も魅力です。特にボーカルがNIRVANAを彷彿とさせますね。
ユース
レモンド同様、2018年7月25日発売のニトロデイ 2nd EP「レモンドEP」よりユース。
こちらはなんと7分13秒からなる長尺の楽曲になりますがどの楽曲よりもリードギターのやぎひろみのギターが轟音で楽しめる楽曲になっています。普段は大人しそうな印象を受けるやぎひろみですが特にこの曲のギターの音はものすごく鋭く、重いものになっていて女性から出ているとは思えないほどです。アウトロのノイズはやはり90年代のロックシーンを彷彿させるものがあり、とてもかっこいいナンバーとなっています。
もちろんそれ以外のパートもやぎひろみのギターに負けないくらいの勢いを持っていて、やはりボーカルの小室ぺいの全力な歌唱が光ります。歌唱テクニックがものすごくあるわけではありませんが、彼の声による表現力は他のNUMBER GIRLフォロワーバンドと比較してもずば抜けています。
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