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宝塚歌劇は、一般的に他の演劇やミュージカルなどと比べて女性が多く楽しんでいることもあって一般的ではない?と思われがちです。
けれど、ただファンが楽しむもの、贔屓を知らないと面白くないかというとそんなことはありません。
例えば宝塚歌劇100年の歴史の中でも、再演を繰り返す作品は時代を超えて観客のハートを揺さぶるちゃんとした理由があるものばかり。
どのタカラジェンヌが演じても感動を呼ぶ作品は、初心者でもまたディープファンでも楽しめる、そんな作品たちを紹介していきます。
宝塚歌劇 泣ける作品3つ
感動の涙を流す一押し作品としてファンから多くタイトルが挙げられる筆頭が、ミュージカル「ロミオとジュリエット」です。
ロミジュリは本などであらすじは知っているというひとも多いでしょうけれど、知っていてもスターの熱演とラストの愛におって両家が和解するシーンは涙が出ます。
もう1本は「心中・恋の大和路」。日本物ですが、美しい風景の中で愛を全うする主人公ふたり。
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また最近の作品では、雪組公演「星逢一夜」は、三角関係の男女の切ない愛情を描いていて号泣必至の作品です。
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宝塚歌劇 笑える作品3つ
笑いどころが他作品とは違いますが、往年の名作「ベルサイユのばら」での特にバスティーユからのアンドレが死んでしまう場面は、劇場で爆笑が多発する名(?)場面です。そしてロマンスコメディ作品として宙組で再演もされた「メランコリックジゴロ」もおすすめです。
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宝塚では古典となる「ミー&マイガール」は、動きや言葉遊びが豊富で最後まで笑いと幸せな気持ちでみられる作品です。
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楽しみ方もバリエーション豊かな宝塚歌劇
宝塚歌劇がいつでも変わらず人気なのは、日常生活ではありえないほどの興奮を与えてくれるからなのはもちろんですが、それを基本にして、愛や感動といった誰にとっても必要なストーリーを盛り込んでくれるからでしょう。宝塚歌劇の泣ける作品、笑える作品のおすすめを紹介してきました。
昔の作品はよく知らないという方も、ぜひ映像や再演で過去の名作で泣いたり、笑ったりして宝塚歌劇のまた違う側面を楽しんでみてくださいね。
著者:seikacat
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