退団発表の今、飛河蘭さんの足跡をたどってみた
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退団発表の今、飛河蘭さんの足跡をたどってみた
宝塚市のある兵庫県は関西にあるので地元関西出身のタカラジェンヌが多い傾向がありましたが、最近は日本全国から集まってきているのでジェンヌの出身地もさまざま。これだけ色々なところから集まっている中で福島県出身のジェンヌは実に珍しいんですが、飛河蘭さんはそんな珍しい福島ジェンヌの一人です。
172cmある恵まれた体型をいかして今や星組の男役として活躍中の飛河蘭さんですが、そのプロフィールについては知らないことも多いんじゃないでしょうか?
残念ながら2015年7月に退団が発表された飛河蘭さん、ジェンヌとしてはおそらく最後となるプロフィールをご紹介しちゃいましょう!
■10年ぶりとなる福島県出身のタカラジェンヌ
先ほども触れたように、飛河蘭さんは福島県の出身です。飛河蘭さんの前に同県出身だったジェンヌは10年前の白羽ゆりさんにまでさかのぼります。
2006年に宝塚音楽学校に入学、2年後の2008年に入団をしているので94期生です。94期生の同期には紗愛せいらさんや麻央侑希さんがいます。
2008年に月組公演「ME AND MY GIRL」で初舞台を踏んで、その後星組所属となりました。そこから退団まで星組一筋で男役を務めるタカラジェンヌ人生でした。
ちぃ、ANDYなどの愛称でおなじみですね。
■新人公演最後の舞台を機に退団発表
飛河蘭さんバイオグラフィを振り返ってみましょう。2010年に出演したバウホール公演の「リラの壁の囚人たち」、2011年の新人公演「オーシャンズ11」でのブルーザ役、同じく新人公演の「ダンサ セレナータ」でのフェルナンド役などが初期の出演作品です。
その後も2013年、2014年に相次いで「ロミオとジュリエット」「眠らない男・ナポレオン」などの新人公演に出演しています。研究科7年となって新人公演最後の年に出演したのが「アソンソ・デ・パンデラス伯爵」でした。これまでの活動を振り返って、おそらくこれが最も大きな役だったように思います。
お茶会でも振りまいてくれていたあの美声をいかして、退団後もどこかで姿を見られるよう願っています!