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『TEAM NACS』という劇団を知っていますか?全国放送されるテレビ番組に揃って出ることは少ないのであまり知られていないかもしれませんが、彼らは今「日本で一番チケットの取れない劇団」と言われています。
彼らの3年ぶりの公演『悪童』、内容と見所を紹介します。

悪童


TEAM NACSって?

TEAM NACS、チームナックスと読みます。北海道の大学で出会った5人組の劇団で、メンバーはリーダーで農業に関する講演などもする「森崎博之」、今や映画ドラマに引っ張りだこの団員です。

2015年には北野武監督の映画『龍三と七人の子分たち』に出演して注目を浴びた「安田顕」、ハンサムなのにバラエティ番組で残念エピソードを連発する「戸次重幸」、2015年は朝ドラ「まれ」でダメ親父を披露した「大泉洋」、大河ドラマなどで重要な役どころを度々演じる「音尾琢真」からなります。

地元北海道では5人でレギュラー番組を持っていますが、全国放送の番組で5人で出演する機会はほとんどなく、公演自体も3年に一度と間が開くので彼らが劇団として一緒に活動していることを知っている人はなかなかいません。

TEAM NACS



TEAM NACSが悪童で見せた新たな挑戦


彼らは今まで『TEAM NACS』の本公演として舞台を作るにあたって、本人たちが必ず制作に関わってきました。多くの場合はリーダーの森崎博之が脚本と演出を担当するという形ですが、2009年の「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」では大泉洋が脚本を書いたり、それ以前では森崎以外の4人がそれぞれにショートストーリーを書きオムニバス舞台を作るなど、積極的に制作に関わってきました。

ところが今回の『悪童』では、脚本に『ALWAYS 三丁目の夕日』やドラマ『相棒』シリーズの古沢良太、演出に役者や脚本家としても活躍しているマギーを迎え、TEAM NACSの五人は役者に徹するという挑戦をすることにしました。

悪童



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