親子でタカラジェンヌ!宝塚で活躍する『2世ジェンヌ』まとめ

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100年以上の伝統をもつ宝塚歌劇団。その長い歴史のなかで、有名人や芸能人の娘が宝塚に合格したり、姉妹でタカラジェンヌになる…などといったケースも珍しくありません。

姉妹で宝塚に入団!活躍する姉妹ジェンヌを紹介!

また、2代3代続くタカラジェンヌ家系も…。『東の東大、西の宝塚』と呼ばれるほど難関の宝塚入団。親子2代で宝塚に合格するのは、受け継がれるDNAのなせる業なのでしょうか。今回は、活躍する2世ジェンヌをご紹介します!

風羽咲季(かざはね さき)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-風羽咲季

106期生で宙組娘役の風羽咲季(かざはね さき)さんは、お母様が74期生で娘役の五月ふたば(さつき ふたば)さんです。風羽さんは音楽学校時代から娘役らしい可憐な顔立ちが目立っていましたよね。五月さんは現在芸能活動はされていないようです。

渚ゆり(なぎさ ゆり)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-渚ゆり

106期生で宙組娘役の渚ゆり(なぎさ ゆり)さんは、お母様が75期生で娘役の美咲すずな(みさき すずな)さんです。渚さんは宝塚受験のテレビ取材を受けた際に、お母様と一緒にお稽古をする様子が放送されていました。渚さんは偏差値69の難関校として知られる市立千葉高校出身。お母様の「文武両道」の方針があったのかもしれませんね。

夢陽まり(ゆめひ まり)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-夢陽まり

106期生で雪組娘役の夢陽まり(ゆめひ まり)さんは、お母様が72期生で元月組 娘役の毬菜友(まりな とも)さんです。72期といえば元月組トップスターの紫吹淳さんと同期ですね。夢陽まりさんは音楽学校に主席合格した2世ジェンヌということでニュースにもなりました。

咲彩いちご(さあや いちご)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-咲彩いちご

104期生で月組娘役の咲彩いちご(さあや いちご)さんは、お母様が67期生で元月組、娘役の舞希彩(まいき あや)さんです。67期といえば真矢みきさんや涼風真世さん、黒木瞳さん等スター揃いの期ですね。お母様の舞希さんは現在宝塚受験の写真撮影指導等も行っているそうです。

嵐之真(あらしの しん)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-嵐之真

104期生で宙組男役の嵐之真(あらしの しん)さんは、お母様が73期生で元月組、男役の鷹悠貴(たか ゆうき)さんです。


引用元:NHKカルチャー

お母様の鷹さんは天海祐希さんと同期で、天海さんと特に仲が良かった友人としても有名です。姿月あさとさんのトークショーに出演したり、腰掛タップダンスの講師を務めるなど活躍されています。

菜乃葉みと(なのは みと)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-菜乃葉みと

104期生で雪組娘役の菜乃葉みと(なのは みと)さんは、お母様が73期生で元花組、娘役の雪乃まり絵(ゆきの まりえ)さんです。雪乃まり絵さんと嵐之真さんのお母様の鷹悠貴さんは同期生です。娘たちも同期になるといのは珍しいのではないでしょうか?

詩希すみれ(しき すみれ)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-詩希すみれ

103期生で花組娘役の詩希すみれ(しき すみれ)さんは、お母様が72期生で同じく花組、娘役として活躍していた霧原翔子(きりはら しょうこ)さんです


引用元:すみれシンガーズ公式サイト

娘の詩希さんが花組配属となってお母様も嬉しかったのではないでしょうか。詩希さんは歌が上手い娘役さんとしても知られているので、今後が楽しみですね!

諏訪さき(すわ さき)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-諏訪さき

99期生で雪組の男役諏訪さきさんのお母様は、59期生で男役として活躍した諏訪アイ(すわ あい)さんです。親子で同じ苗字を芸名にするって素敵ですよね。お母様のアイさんが経営する「諏訪ミュージカルスクール」は、安蘭けいさんや夢咲ねねさん、縣千さんの出身スクールとして宝塚ファンの間では有名です。

芹香斗亜(せりか とあ)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-芹香斗亜

93期生で宙組の2番手スターの芹香斗亜(せりか とあ)さんのお母様は、65期生の男役として活躍した白川亜樹(しらかわ あき)さんです。ちなみにお父様は、阪急ブレーブス(現:オリックスバッファローズ)で活躍した元プロ野球選手の山沖之彦さんです。

阪急グループに縁のあるご両親なので、芹香さんは子供の頃から「タカラジェンヌになるんでしょ?」と聞かれることが多かったそう。小学生の頃は、そう聞かれるのが嫌で宝塚観劇を避けていたのだとか…。その後、中学生になって友人に誘われ、月組公演「飛鳥夕映え」を観劇。そこで宝塚の面白さに気付いたそうです。

風輝駿(かざき しゅん)

98期生の元宙組男役・風輝駿(かざき しゅん)さんのお母様は、68期生で男役を務めた美浜寿里(みはま じゅり)さん。68期生といえば、元雪組トップスター一路真輝さんや、元宙組組長の大峯麻友さんを輩出した期ですね。大峯さんは、風輝さんの初舞台の際ブログに「同期の娘が初舞台、素敵なタカラジェンヌになってほしい」とコメントしていました。
風輝駿さんは2019年に退団され、2021年には親子で秦野署(神奈川県)の一日警察署長を務めるなどされています。

麻耶裕(まや ゆたか)

102期生の元月組娘役・麻耶裕(まや ゆたか)さんも2世ジェンヌのひとり。お母さまは、76期、男役で活躍した胡蝶明日香(こちょう あすか)さんです。同期生は、彩輝なおさんや、月影瞳さん、星奈優里さんなど。

現役76期生の宙組組長・寿つかささんは、『同期の娘が入学した!と』いうことで音楽学校に登校中の102期生を見ると、心配で声をかけていたとか…。音楽学校生からすると、組長から話しかけられるなんてビックリですよね(笑)

【番外編】おばあちゃまが元タカラジェンヌの生徒

母娘ジェンヌ特集の番外編として、「おばあ様が元タカラジェンヌ」という生徒さんを紹介します♪

常和紅葉(ときわ くれは)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-常和紅葉

107期生で花組娘役の常和紅葉(ときわ くれは)さんは、おばあさまが47期生の紅園ゆりか(べにぞの ゆりか)さんです。紅園さんは兵庫県芦屋市出身で、常和さんは東京都渋谷区出身ということを見ると、セレブなご家庭出身なのかな?とつい想像してしまいますね。常和さんは、おばあさまとお揃いの『』という字を芸名に使っています。

稀惺かずと(きしょう かずと)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-稀惺かずと

105期生星組男役の稀惺かずと(きしょう かずと)さんは、おばあさまが47期生で男役を務めた千波静(ちなみ しずか)さんです。稀惺かずとさんは、お父様が元テニスプレーヤーの松岡修造さん、曾々おじいさん様が宝塚歌劇団、阪急東宝グループの創設者の小林一三さんです。ニュース等でも度々話題になるので、宝塚ファン意外にも知られた存在ですよね。

宝塚のロイヤルファミリーと言っても過言ではないお家の出身ですが、宝塚歌劇団は有名人の血縁者でも特別扱いされないと有名。そういった環境の方がむしろ伸び伸びと過ごすことができて、稀惺さんも気が楽になるのかもしれませんね。

琴羽りり(ことはね りり)


引用元:宝塚歌劇団公式サイト-琴羽りり

101期生雪組男娘役の琴羽りり(ことはね りり)さんは、おばあさまが37期生の若住かほる(わかすみ かほる)さんです。琴羽さんは雪組公演『f f f -フォルティッシッシモ-』での評判が特に良かったですね。可愛らしさを表現する演技がとってもぴったりでした。

親子ジェンヌの活躍

宝塚は身内が元タカラジェンヌだったからといって簡単に入団することはできません。それでも2世ジェンヌが多数在籍しているのは、子供の頃からバレエを習ったり、宝塚の舞台に触れることが多かったからかもしれませんね。

また、2世ジェンヌは注目されてしまうだけに、日々の努力が不可欠。ファンからも誠実でひたむきな姿がより求められるため、むしろ厳しい立場かもしれませんね。

これからも増えるであろう2世ジェンヌたち。ぜひ、舞台での活躍に注目してくださいね♪