韓国映画界が今、パク・ジフンの熱演に大きく沸いています。現在大ヒット中の映画『王と生きる男(原題:왕과 사는 남자)』で、悲運の君主・端宗を演じています。
かつて社会現象を巻き起こしたグループWanna Oneのメンバーとして絶大な人気を誇ったジフン。現在はアイドルの枠を完全に打ち破り、韓国映画界の話題の中心として第2の全盛期を迎えています。
2ヶ月間で15kg減量 徹底した自己管理

今作で最も話題となっているのが、パク・ジフンの凄まじい執念の役作りです。
彼が演じるのは、若くして王位を追われ、孤独と悲哀の中に生きた実在の王・端宗。これまでのマイルドで愛らしいイメージを封印するため、2ヶ月間にわたる過酷な食事制限を敢行しました。
「空腹時はリンゴを食べて耐えた」という極めて厳しいアプローチで15kgの減量を行い、鋭く研ぎ澄まされたビジュアルで悲劇の王を体現。
そのプロフェッショナルな姿勢には、かつてのファンのみならず、厳しい映画批評家からも称賛の声が相次いでいます。
「弱いヒーロー」から続く、実力派俳優への歩み
パク・ジフンが「アイドル出身」という肩書きを超え、俳優としての真価を知らしめたのは、2022年の主演ドラマ『弱いヒーロー』でした。内面に潜む孤独や、感情を瞳ひとつで表現する演技は、視聴者に強い印象を残しました。
今回の『王と生きる男』での快進撃は、デビューから一歩ずつ積み重ねてきた確かな表現力の証明と言えるでしょう。
また今作では、ヒットメーカーであるチャン・ハンジュン監督のもと、名優ユ・ヘジンとの共演も大きな話題を呼んでいます。百戦錬磨のベテランと、鋭い感性を持つ若きパク・ジフンのケミストリーが、作品の重厚感をさらに引き立てています。
伝説の「ウィンクボーイ」から1000万人俳優へ

パク・ジフンといえば、もともと桁違いの人気を誇るトップアイドルです。 2017年のサバイバルオーディション番組『プロデュース101 シーズン2』では、ウィンクひとつで視聴者の心を鷲掴みに。最終回まで一度も3位以下に落ちることなく、Wanna Oneとしてデビューを果たしたという「伝説」を持っています。
そんな絶対的アイドルだった彼が今、俳優として歴史的な記録を打ち立てようとしています。
『王と生きる男』は公開からわずか27日で観客動員数900万人を突破。これは、近年の大ヒット映画『ソウルの春』を上回る驚異的なペースであり、1000万人突破は確実視されています。
時代劇で1000万人を動員するのは、韓国映画史上でも過去にわずか3作しかありません。かつての「ウィンクボーイ」は今、堂々とヒット映画の核を担い、自身初の「1000万人俳優(千万俳優)」という称号を掴もうとしています。
Stray Kidsらを押さえ、ブランド評判指数1位

韓国企業評判研究所が発表した「ライジングスターブランド評判指数(2026年2月)」において、パク・ジフンはStray KidsやWOODZ、そして俳優のパク・ジョンミンやコ・ユンジョンといった錚々たる強豪を抑え、圧倒的なスコアで1位に輝きました。
さらに同期間の「俳優ブランド評判指数」でも、共演者のユ・ヘジンに次ぐ2位にランクイン。アイドルとしての頂点を極めた後、約9年の時を経て、今度は実力派俳優として再びトップに立ちました。
覚醒したパク・ジフンの「第2の全盛期」から、しばらく目が離せそうにありません。