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プロゴルフ選手は、使用ゴルフクラブの判断を間違えるだけで、致命的なミスだといえます。
だからこそ、ゴルフクラブの使い方を熟知しているともいえます。
そんなプロゴルフ選手がする、意外なクラブの使い方をご紹介します。
フェアウェイキープ率を高めるための選択
プロゴルフ選手がプレーするコースは、アマチュアのプレーヤーがプレーするコースよりも非常に難易度が上がっています。その代表的な違いが、ラフの深さです。

通常、ゴルフコースは、フェアウェイと呼ばれる短く芝が刈り込まれた部分が、最も打ちやすく設計されているため、1打目はフェアウェイキープを心がけます。
このとき、最も飛距離が出るクラブはドライバーなので、1打目はどうしても飛距離を出したいのですが、しかしドライバーの欠点はフェアウェイキープ率が下がるため、敢えて飛距離が落ちても正確性の高いスプーンを持つ選択もあります。
更に高い正確性を求めたいときは
アマチュアのゴルフ選手の場合、アイアンは基本的に9番アイアンから4番アイアンまで揃っていれば十分事足りるのではないでしょうか。
ロングアイアンは、ウッドよりも打つための難易度が高いですが、しかし、スプーンやバフィーよりも極めて高い正確性があります。

プロ選手の場合、アマチュアと違い、2番アイアンと3番アイアンをクラブに入れている選手がいます。
これは、非常に狭いフェアウィのコースで、確実にフェアウェイを捉えるためにティーショットで使います。
なかなかアマチュアには難しい選択ですね。
アプローチにも使えるスプーン

プロ選手でもアマチュア選手でも、ほんの数ヤードの距離のアプローチショットはプレッシャーがかかるものです。
300ヤードのドライバーショットであっても、3ヤードのアプローチショットであっても、同じ1打なので、特にアプローチショットの失敗は、後のホールまで精神的に引きずってしまいます。
ですから、プロ選手は特にアプローチショットには、確実に自信のあるクラブを使います。
そのなかで、スプーンでアプローチを行う選手もいます。
パターと同じスイングで打ち出せば、距離感もつかめやすく、さらにある程度のキャリーも出せるので、意外とアプローチに使えるのです。

ゴルフは、セオリー通りのクラブ選択が基本だと思いますが、自信の無いショットのときは確実に「失敗しない」クラブ選択がスコアアップの秘密なのかもしれません。
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