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屈指の歌姫!真彩希帆の魅力

真彩希帆さんの魅力は、なんといってもその歌声!

既にその実力には定評がありますが、今後トップ娘役として経験を重ねることで、歴代でも屈指の歌姫へと成長を遂げることでしょう。

単に上手いだけでなく、しっかりと感情をのせて聴かせてくれるので、真彩希帆さんの歌声はいつも心に染み入ります。バウ公演「One Voice」でも、その魅力が十分すぎるほど発揮されていましたよね。

歌、ダンス、お芝居といずれも高い実力のある娘役さんですが、1点成長途中と言われていたのが「お化粧」。

しかし、公演ごとに美しさ・可愛らしさに磨きがかかっています。トップ娘役として、望海風斗さんのご指導を受けてさらに可愛くなるに違いありません!

また、初舞台、組回りを合わせると、全組へ出演した経験を持つ稀有なタカラジェンヌでもあります。

各組の良さを吸収し、雪組で大輪の花を咲かせてくれることでしょう。

真彩希帆の印象的な舞台

ここでは、真彩希帆さんの印象的な役について3つ振り返りたいと思います。

■「ガイズ&ドールズ」アデレイド役
新人公演で初の大役となったアデレイド役。本役は礼真琴さんで、男役の演じる娘役、という独特のキャラクターを見事に演じました。歌での表現の自在さはお見事!コケティッシュな魅力も十分で、星組での存在感を増すきっかけとなった名演だと思います。

ガイズ&ドールズ出典:©宝塚歌劇団 星組公演 『ガイズ&ドールズ』 より


■「こうもり」アデーレ役

新人公演で初めてのヒロインとなったアデーレ役。オペレッタの舞台化ということで、難曲揃いでしたが、どのナンバーも危なげなく、ロマンティックに歌いこなしていました。どこまでも突き抜けるようでいて、まろやかであたたかい歌声は唯一無二のもの。いつまでも聞いていたい天使の歌声です。

■「燃ゆる風」いね役

星組最後の出演は、七海ひろきさん主演「燃ゆる風」のヒロイン役。宝塚作品のヒロインらしい、純粋で一途な女性を丁寧に作り上げ、観客の涙を誘いました。お芝居の面でも、場を牽引する娘役だ、ということがより強く感じられた公演でした。

雪組トップ娘役としてのプレお披露目公演は、「琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!」。

柴田作品の大人の女性は、真彩希帆さんにとって新鮮な挑戦。新たな扉を開いてくれそうです。

大劇場お披露目「ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~/SUPER VOYAGER!-希望の海へ-」は、オリジナル作品ということで、真彩希帆さんの魅力を引き出す作品に仕上がること、間違い無し。

これからどのような舞台を見せてくれるのか、期待は高まるばかりですね。

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