12,413 views
雪組公演「るろうに剣心」の中で局地的に人気を呼んだのが蒼紫とその周りをかこむ御庭番衆。
その御庭番衆のひとりを演じた透真かずきさんを紹介していきます。
透真かずきさんのこれまでの歩み
透真さんは、2003年、宝塚音楽学校入学。
2005年花組公演「マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー」で初舞台を踏んだ91期生のひとり。
愛称は「りーしゃ」。

その後雪組に配属されました。
雪組一筋で活躍
日本物の上演が比較的多い雪組にあって独特の立ち居振る舞いを要求される舞台では日舞の名取であり、殺陣を習った経験のある透真さんはやはり脇を締める活躍が多くみられます。

「宝塚おとめ」で演じたい役を「武士、白虎隊」と書いていますから根っから日本物が好きなんだということがわかりますね。
御庭番衆で一躍脚光を浴びて
彼女の人気が沸騰したのがやはり「るろうに剣心」。

原作の迫力を出すために、宝塚では異例の特殊メイクで挑んだ御庭番衆たち。
動きの速さもさることながら、台詞ひとつひとつにまで神経を尖らせて演技していることがよく伝わってきます。
ただそれだけではなく、演出の小池先生の意向によって御庭番衆は舞台でのアイドル的位置でもあったらしく、しかも「嵐」をイメージしたとのことで新しい試みでした。
また 嵐で言うとそれぞれ誰が当てはまるかという話になったところ透真さんは二宮さんらしいというのも驚きのエピソードです。
お茶会ではギャップが話題
宝塚ファンのコアな楽しみといえば、贔屓のジェンヌのお茶会に行き公演のこぼれ話やオフ話を聞くことですが、透真さんは中でも「お茶会に行ってみたい!」と思わせてくれる方。
例えば、見た目とてもクールにみえるけれど実は話すととてもゆるかったり、ファンに対してチャラかったりと様々な表情をみせてくれています。

透真かずきの今後
研12という上級生の立場から雪組を引っ張り、また面白い面も含めて活躍が期待される透真さん、次はうってかわって名作映画「ローマの休日」舞台版に挑みます。

彼女のこれからも楽しみですね。
著者:Seikacat
1 / 1