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2012年に宝塚歌劇団に入団した新人でありながら新人公演でヒロインに抜擢されるなど、今後が楽しみな雪組の娘役と言えば、有沙瞳さんですね。
■入団後に花開いたジェンヌ、有沙瞳さんのプロフィール
有沙瞳さんは2010年に宝塚音楽学校に入学、2012年に宝塚歌劇団に入団した98期生です。入団時の成績は19番目だったといいますから、特に目立った存在というわけではなかったかも知れませんが、入団時の成績が振るわなくても入団後、花開くタカラジェンヌもたくさんいます。
宙組公演「華やかなりし日々」で初舞台、翌年雪組に配属されて2014年「一夢庵風流記 前田慶次」の新人公演にてヒロインに抜擢された有沙瞳さんは、まさに入団後に花開いたタカラジェンヌなのです。

新人公演にてヒロインに抜擢されるまでも、有沙瞳さんは組回りで宙組公演「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」、雪組配属後も「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」「Shall we ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚」「伯爵令嬢」「ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-/ファンシー・ガイ!」「アル・カポネ ―スカーフェイスに秘められた真実―」など相次いで出演、着々とスター街道を歩んでいるのです。
■新人公演後の大躍進がすでに確定?
新人公演は本公演中に1回だけ、入団から7年目までのタカラジェンヌのみで演じられる舞台です。たった1回の舞台ですが、新人公演で抜擢されたタカラジェンヌはその後大躍進するという定説もあるので、本人にとってもファンにとっても、今後を占う大事な舞台ですよね。

有沙瞳さんは2014年の「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」の新人公演でヒロイン・まつに抜擢され、その後2015年にはバウホール公演「銀二貫 ―梅が枝の花かんざし―」で初ヒロインにも抜擢されています。さすが、新人公演で抜擢された後には大躍進が待っていた有沙瞳さんなのです。
■CMにも出演、確かな演技力で今後の活躍に期待値MAX
タカラジェンヌにとって活躍の舞台は、宝塚歌劇の舞台だけじゃありません。有沙瞳さんは月城かなさん、永久輝せあさん、星南のぞみさんと共にCMに出演しているので、テレビでも姿を目にする機会が増えてファンには嬉しい限りですね。娘役は、可憐な女性から悪女まで様々な女性を演じ分ける演技力が求められます。
有沙瞳さんは新人ながら確かな演技力が注目されていて、特に「伯爵令嬢」の舞台で演じた悪役は、目の肥えたヅカファンからも高評価です。
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