豪華な顔触れで早くも目移りしそうな月組『舞音』の新人公演ガイド
バレエやオペラ作品として有名なアベ・プレヴォ作『マノン・レスコー』を原作として、宝塚歌劇団ならではのアレンジを加えたミュージカル、『舞音』。
原作と違って宝塚歌劇版の『舞音』では20世紀初頭のフランス領インドシナを舞台にしているため、どこかエキゾチックな雰囲気も漂います。美少女マノンに魅せられた男たちと、ドラマティックな恋愛模様がどのように描かれるのか?
そんなミュージカル『舞音』の中から、ここでは新人公演にスポットを当てて注目の配役を紹介しましょう。
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娘役が重要な鍵を握るストーリー
新人公演はタカラジェンヌの今後の活躍を占う重要な舞台でもあるので、その配役には否応なく注目が集まりますよね。
宝塚歌劇団というとどうしても男役に注目が行きがちですが、『舞音』は美少女が男達を翻弄する話なので、娘役の存在がとても重要です。
男たちを翻弄しつつ、どこか純情なところもある小悪魔的な娘、マノン。そんな美少女マノンを誰が演じるのか、どのように演じるのかは本作品の大きな見どころです。
『舞音』は宝塚の舞台に似合うドラマティックな恋愛物語というテイストを持っているので、注目の娘役に男役がどう絡んでいくのか?新人公演の配役は、そこに注目が集まりました。
豪華な配役、誰に注目すればいいか目移りしそう?
新人公演でマノンを演じることが決定したのは、叶羽時さん。月組に所属する96期生で、ここまで着実に経験を積んできた娘役の一人です。
これまでのキャリアを考えると新人公演でマノン役を射止めたのは順当という声も多いですね。
マノンとの恋愛におちるフランス貴族の血を引く海軍将校シャルルには、第95期生の朝美絢さんが決定。
朝美絢さんと言えば、2014年10月『PUCK』の新人公演で主演、2015年8月のバウワークショップ『A-EN』でも初主演を果たしたという、勢いのあるタカラジェンヌです。
そのほかシャルルの婚約者役には美園さくらさん、切れ者の警察長官ギョーム・ベロンに朝霧真さん、ハノイ駐在のインドシナ総督オーギュスト・ド・ルロワには春海ゆうさんという豪華な配役となりました。
新人公演でありながらすでにおなじみの名前もあって、配役を聞いただけでも期待値が高まります♪
すでに配役の発表時から注目されてしまっている『舞音』の新人公演、目移りしてしまいそうなキャストの中であなたは誰に注目しますか?