ヴァイオリニスト一家・空手一家・多彩な才能を持つ家族に育った五嶋龍

ヴァイオリニストとは思えない学歴

五嶋龍は、1988年アメリカ合衆国ニューヨークで生まれました。ヴァイオリニスト一家に生まれた為、子供時代から自然にバイオリンを持っていたそうですが、練習は家族の勧めでしていました(練習の対価として公園で遊んでもらったそうです)。

彼は音楽大学へは進まずに、ニューヨークのトリニティ高校を経て、ハーバード大学へ入学し、大学では物理学を専攻しています。

また、幼いころからの鉄道ファンでもあり、アメリカのアムトラックだけでなく、子供の頃に日本に行った際に知った「JR」から、日本の鉄道のファンにもなっています。

彼のQ&Aサイトでは、「JR」の電車はすべて好きと答えています。


五嶋龍
<出典:laughy.jp>




全身をフルに使った演奏が魅力の五嶋龍


五嶋龍のヴァイオリニストとしてのキャリアは、1995年、彼が7歳の時に日本の札幌で行われた佐渡裕指揮の野外ステージでのオーケストラとの共演に始まります。

15歳の2003年には、ドイツのクラッシック専属レーベルのグラモフォンと専属契約を結びます。この年はほかにも、ニューヨークのグラウンドゼロのメモリアル式典で演奏したり、前述のJR好きが縁でJR東日本のCMに起用される等、様々な場で活躍しました。JRのCMはその後も出演しており、10年以上の関係となっています。

日本では2005年に最初のアルバムを発売し、2006年からツアーも行っていますが、中国、韓国、アメリカでもツアーを行い世界中のファンを魅了しています。

彼の演奏は、本人がテレビ番組でも語ってるとおり、足腰を使って音を出し、軽い音や重い音を丹田(おへその下のあたりのツボ)の上げ下げで調整する全身を使ったものになります。この感覚は、彼のもう一つの趣味である空手から来たものです。



五嶋龍
<出典:www.weeklybiz.us>



実は空手一家でもある五嶋龍の家系

五嶋龍のサイトのQ&Aコーナーでは、もし、彼がヴァイオリストにならなかったら「空手バカになった」と答えているほど、空手にも情熱を注いでいます(2015年1月時点で日本空手協会3段)。

彼はヴァイオリニスト一家でもありますが、彼の母も子供の頃に空手を習っており、祖父は空手の師範をやっていたという空手一家でもあります。

もともと、気分転換と、ヴァイオリニストは不健康そうというイメージを嫌って7歳から始めた空手ですが、2010年代に入って、それぞれの共通点に気付きます。
彼が習う松濤館流の空手の教えである「技の緩急」「力の強弱」「体の伸縮」が楽曲の流れの起伏と共通しているため、そこに体の動きを入れると効率良くポテンシャルを出すことができるようになりました。そして、これらの理解には大学で学んだ物理も役に立っています。



五嶋龍
<出典:laughy.jp>





体育会系・理系ヴァイオリニスト五嶋龍のこれから

ラジオの番組で五嶋龍は学問として学んだ物理学が演奏、空手で習ったことを、理屈として理解できる礎となったと言っています。音楽・空手・物理の三つの良いバランスが今の彼を作っています。そして、今後ヨーロッパ等さらに多くの場所で、さらに様々な曲を演奏し、400年後には自分の国を造りたいとも語っています。



五嶋龍
<出典:www.cdjournal.com>

タグ 五嶋龍
コメントを投稿する

この記事にコメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。

この記事を見た人はこんな記事も見ています

クラシックの最新記事

特集記事

気になるエンタメ情報を調べる!