ヴァーチャルリアリティ・MMORPG「ソードアート・オンライン(以下SAO)」内での戦いを描いた大人気ライトノベル・アニメシリーズ「ソードアート・オンライン」。
現在、そのゲーム化第四弾として「ソードアート・オンライン-ホロウ・リアリゼーション-」が開発中です。
今回の記事ではこの最新作「ホロウ・リアリゼーション」について、これまでに公開されてきた情報をまとめて紹介させていただきます。
●「ソードアート・オンライン-ホロウ・リアリゼーション-」基本情報
「ソードアート・オンライン-ホロウ・リアリゼーション-」はPS4・PSvitaのマルチプラットフォームにて2016年内に発売予定の、「ソードアート・オンライン」ゲーム化第四作です。
物語の舞台は「ソードアート・オリジン(SA:O)」という新しいVRMMORPG。SA:OはクリアされたSAOのサーバーをベースに研究を兼ねて試験的に立ち上げられたゲームで、ゲーム内にはSAOの舞台となった「アインクラッド」とよく似ているのに細部が異なる「アイングラウンド」という世界が広がっています。
ただし、SAOは階層式の一つの巨大ダンジョンを段階的にクリアしていくゲームでしたが、SA:Oは広大な世界を冒険しながら各地に点在するダンジョンをクリアするゲームとなっています。
今回も「ソードアート・オンライン」シリーズの主人公・キリトとヒロイン・アスナの二人がメインキャラクターとして参加します。キリトはアスナと共にこのSA:Oにログインし、ゲームを攻略していくこととなります。
出典:youtube©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
PS4/PS Vita「ソードアート・オンライン ―ホロウ・リアリゼーション―」WWローンチトレイラー
これまでのゲームシリーズはSAOを舞台としていたため、キリトもアスナも最初からゲームに熟練しており、ゲームによってはメインダンジョンであるアインクラッドをそれなりに攻略した状態からゲームが始まっていました。
しかし、今回は二人も初めて挑戦するSA:Oが舞台ということで、キリトはレベル1の状態からスタートし手探りでゲームを進めていくのです。
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●疑似MMOとアクションを両立させるゲームシステム
「ホロウ・リアリゼーション」のジャンルはアクションRPG。
RPGだった第二作「ホロウ・フラグメント」よりもアクションに比重を寄せ、しかしアクションゲームだった第三作「ロスト・ソング」よりはRPGに寄せる、という指針で開発が進められているようです。
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戦闘は「MMOらしさとアクション性の両立」を目標に設計されています。MMORPG形式のようなオートアタック(攻撃の指示をキャラクターに出すと自動で攻撃する)ではなく、アクションとしてプレイヤーが実際にキャラクターを動かす形式を採用。ジャンプアクションも可能となり、これを活かして自分よりはるかに大きな敵とも戦う機会もあるようです。
また、スキルの発動にはMMORPGのような「スキルパレット」を用い、PSVita版ではこのパレットをタッチすることでスキルの発動が可能となります。
今作ではパーティメンバーが自分(キリト)を含めた四人に増加。第三作「ロスト・ソング」では自分一人でもアクションの腕があれば十分に戦えましたが、今作ではパーティの仲間に適切な指示を出しつつ、アシストやコンビネーションを駆使しなければ難しいバランスになっています。
また、戦闘の状況に応じてキリトと仲間たちとの会話がはさまれることで、「仲間と協力して攻略する」気分を盛り上げてくれる仕組みになっています。