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暖かな光に包まれ退団へ。沙央くらまが最後に咲かせる花とは。


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同期の早霧せいなさんと競い合った時代も

雪組の中では確かに地位を築いていた沙央くらまさん。しかし、2009年に同期の早霧せいなさんが雪組に組替えとなります。

2009年のバウホール公演「雪景色」では早霧さんとW主演。

沙央くらま 早霧せいな出典:©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ「雪景色(’09年雪組・バウ 主演:沙央くらま)」より

同期と競い支え合った時代は、ご本人にとって幸せであり、でも辛くもあったことでしょう。

トップ候補というよりは、組の中で個性的な役柄などで存在感を示す役者となっていった沙央さん。

2011年の「ロミオとジュリエット」では、なんとジュリエットの乳母役。

歌で見せるシーン2つもあるおいしい役。ジュリエットをロミオの元へと送り出すシーンでは、柔らかな歌声を武器に、劇場を涙で包みました。

その後も雪組で活躍していきますが、2013年、月組へと組替えになりました。

龍真咲さんを支えながらも、役者として育った時代

その当時は、龍真咲さんがトップスターになったばかり。龍さんとも沙央さんは同期です。

もしかしたら複雑な心境だったかもしれませんが、ここでも龍さんをしっかりと支える立場となり、月組でもしっかりとした立場を築きました。

この時の月組は2番手があまりはっきりしなかった時代でした。

沙央さんも全国ツアー「JIN-仁-」では坂本龍馬を演じ、2番手的な立場に立ったこともありましたし、梅田芸術劇場で行われた「風と共に去りぬ」では、ヒロイン・スカーレットが思い焦がれるアシュレ・ウィルクス役。この役もスカーレットの夫、レット・バトラーに対抗する役として大きいものでした。

沙央くらまさんはスターとして輝くこともでき、役者として魅せることもできる、稀有な役者だったということでしょう。
沙央くらま出典:©宝塚歌劇団 公式HP 月組公演『PUCK』より
しかし月組での活動は2年ほど。2014年「PUCK」ではヘレン役。ポスターメンバー入りも果たしていましたが、この公演終了後、専科へと組替えとなりました。


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