ノーブルな王子様が悪にチャレンジ! 「邪馬台国の風」新人公演で台頭した聖乃あすか。

2017年の花組公演「邪馬台国の風/ Santé!!」の新人公演は、初主演の飛龍つかささん、初ヒロインの華優希さんなど、主演の顔ぶれがとてもフレッシュなものとなりました。

芹香斗亜さん演じる二番手の役を演じた聖乃あすかさんも注目された一人です。

すっきりと美しい面差し、すらりとしたスタイル、爽やかな雰囲気。

伝統の花組にふさわしい正統派二枚目の男役として、早くから注目されていました。入団前にモデルや女優の経験もあり、パッと目立つ華はキャリアに培われたものでしょうか。

そんな聖乃さん、今回の新人公演での舞台姿はどうだったのでしょうか。気になるところですが、新人公演情報の前に、まずは舞台歴から見ていきましょう。

音楽学校文化祭ではお芝居の主演に抜擢されていた! 大器の片鱗を見せた聖乃あすか

聖乃あすか
出典:©宝塚歌劇団 公式HPより
聖乃あすかさんは2014年に初舞台を踏み、現在研究科4年目をむかえています。

同期には、風間柚乃さん、星風まどかさん、優希しおんさん、音くり寿さん、華優希さんなど、スター候補生がひしめく100期生です。

入団時の成績は10番で、学校時代の委員ではなかったものの優秀な成績でした。

宝塚音楽学校は卒業時に文化祭が行われ、2年間の集大成を卒業する期の全員が日舞、歌、ダンス、芝居を見せます。

100期生の文化祭では、聖乃さんはお芝居で主役の男役を演じました。A組、B組と分かれているのですが、B組での主演です。

すっきりとした立ち姿と甘い雰囲気で、この時に彼女のスター性を感じた人もいたのではないでしょうか。主役にふさわしい品格とオーラがありました。

そして2014年3~4月の月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台を踏みます。

[next_heading title=研究科2年から着々と役がつき、注目度も上がる]