SEVENTEENの中華兄弟、ジュン&ミンハオの激萌エピソード

■第二章:孤独な日々、それでもずっと一緒

後に、ジュンは練習生として2年7ヶ月を、ミンハオはSEVENTEENメンバーとしては最短の1年5ヶ月を過ごすことになります。
その頃にはSENENTEENの前身であるPledis練習生メンバーが集まって、来るデビューのために懸命な練習を続けていましたが、ジュンとミンハオだけは2倍の努力を強いられることに。
それもそのはず。彼らにはコミュニケーションを取ることさえ難しい状況が幾度となく訪れたのです。

先にSEVENTEENメンバーに合流していたジュンは、たったひとりの中国人として試行錯誤しながら勉強を繰り返し、なんとか会話が成立するまでに韓国語が上達していました。
しかし、やっぱり外国人であるという壁は厚く、時に言われようのない孤独感に苛まれ、押しつぶされそうになっていたのです。
メンバーは優しかった。けれど、彼にはずっと不安や孤独がつきまとっていました。

そんな時、SEVENTEENのメンバーとして最後に合流したのが、のちにTHE8としてデビューすることになるミンハオでした。

最初の頃、ほとんど韓国語が話せない中国人メンバーの加入に、メンバーたちは戸惑い、ミンハオもまた、慣れない環境でのストレスで、上手く馴染めずにいました。
しかし、ジュンは自分と同じ地からやってきたもう一人の中国人メンバー、ミンハオの加入を誰よりも喜びました。

それからミンハオとジュンは多くの時間をともに過ごすことに。
宿舎でのルール、分からない言葉、メンバーの性格やコミュニケーションのとり方。先に合流していたジュンは、色んな事をミンハオに教えます。
今でも誰より早く起きて何も言わずメンバー分の朝ごはんを用意したりと、かなりの世話好きであるジュンは、離れて暮らす弟とミンハオを重ねて見ていたのかも知れません。

そしていつしか、ジュンとミンハオの間には強い絆が生まれました。
ミンハオはどうしても我慢できないほど辛いことはジュンにだけ話すそうです。本当の気持ちは、自分の言葉で話したい。
そんな時、母国語である中国語が通じるジュンは、ミンハオにとってお守りのような存在でした。
そんな経緯があったからこそ、この2人には互いを信頼しているのが強く伝わってくるのです。

[next_heading title=ジュンとミンハオが生き残るためにした選択とは・・・?]

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