SEVENTEENの中華兄弟、ジュン&ミンハオの激萌エピソード
■第三章:言葉の壁。ジュンとミンハオの約束
練習生として韓国人メンバーに混ざり、必死に練習を続ける日々。時間があれば韓国語を教えあったり、メンバーとコミュニケーションをとったりと、13人全員との絆も次第に深めていった中華兄弟。
2人はまるで本当の兄弟のように、顔を見なくても相手がどんなことを考えているか分かる空気感を持っていました。
しかし、メンバーの言ったことが聞き取れなかった時。自分だけリアクションが出来なかったりと、やはりそこにはまだ言葉の壁が立ちはだかっていたのです。
ミンハオは特にそうでした。
なかなか上達しない韓国語に焦りを感じ、上手くコミュニケーションが取れずに何度悔しい思いをしたか。
必死に頑張っていても、どこか表情は曇っていて「掴みどころのない不思議な子」と認知される羽目に。それはまるで、何かに怯える犬のような幼気な瞳でした。
しかし、実際にはみんなに伝えたいこと、話したいことがたくさんある。
韓国語が上手く話せなくて、自分が思っていることをそのままに伝えられる術がないだけだ。
本来のミンハオは、野心家で目立ちたがり屋で明るい、そんな子なんだと一番先に分かっていたのは、やっぱりジュンでした。
発売したCDの1ページに、ミンハオが記した中国語の文章があります。
あっという間に帰り道です。
車の窓に映った月は、疲労を感じつつも、幸せに満ち溢れた僕らの顔を照らしています。
目を閉じてその時のことを思うと、まるで夢のようです。
メンバー達と一緒にいばらのジャングルを巡って〜一緒に海で水切りをしたり〜一緒に小さな部屋で寝そべって色々な事を話したり…
美しい時間はこんなにも短いんだね。
この短い時間の中で、僕のそばにははこんなに沢山の仲間がいるってわかったよ。
本当に、本当に幸せだよ。
メンバーと旅をした時のことが、こんなにもきれいな言葉で綴られています。
ミンハオは、とっても綺麗な言葉を知っていて、みんなにそれを伝えるために、一生懸命努力してると知った時、ジュンも心からミンハオを支えたいと思ったそうです。
そこでジュンとミンハオはこんな約束をしました。
「中国人だからこそ、2人でいる時も韓国語で会話をしよう」
それは2人がグループに一刻も早く馴染むための約束であり、韓国で生きていくための決意でした。2人きりでいても、韓国語で話せばお互いの上達を手助けできる。
お互いが大切な存在だからこそ、甘えるのではなく切磋琢磨していこうと決めたのです。
後にメンバーのひとりであるホシは「ジュンとTHE8が韓国語でお互いをからかったり冗談を言い合っていて驚いた。あいつらはいつの間にかここまで韓国語がうまくなったんだと。彼らはもう立派な韓国人だ!」と話しています。
2人の努力は、きっとこれからもずっと続いていくことでしょう。
[next_heading title=ミンハオとジュンの関係はまるで◯◯!?]
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