実写映画『四月は君の嘘』 ついに公開!原作、アニメの良さを引き出せるか!?
ついにあの新川直司の漫画『四月は君の嘘』の実写映画が公開!!
『四月は君の嘘』は一昨年2014年にTVアニメ化され音楽、ストーリー、作画どこをとっても素晴らしいと高い評価を得た作品です。
君嘘の単独コンサートも開催されるほどに音楽はこだわり抜いています。
そんな一人のバイオリニストとピアニストの出会いから始まる感動の物語がなんと実写映画化!?
今回は『四月は君の嘘』アニメ見どころ振り返り&実写映画について語っていきたいと思います!
TVアニメではどんな内容だった?
まずは2014年~2015年にかけて放送されたアニメ『四月は君の嘘』についてさらっと感想も含みつつご紹介します。(ネタバレ注意)
TVアニメでは全22話となっていますので全てのあらすじを紹介するのは長くなりそうですので見どころだったシーンを振り返りたいと思います。
【第1話の有馬公生と宮園かをりの出会いのシーン。】
「ハトと少年」のピアニカで奏でるかをりがなぜ涙を流していたのか…ここからもう伏線は張ってあったのですね。
【第4話の有馬公正と宮園かをりのデュエットシーン。】
ソリスト同士の迫力のある演奏とその作画の凄さに普通のアニメではないなとここのシーンで感じました。二人の心の掛け合いまでを細かく表現できていたのが凄いです。
【やはり外せないライバルたちの演奏シーンの第8話】
小さい頃から有馬公正を意識し続け追い続けた二人、相座武士と井川絵見の圧巻の演奏と演出、音から得られる色というものをこのシーンを観て感じられることができました。
【第11話の幻想的なホタルのシーン】
こちらも重要なシーンでしたね。演奏者それぞれの想いを感じ取った公正の「君がいたんだ」発言と、これまた大きな伏線となっていく、かをり言ったチャーリー・ブラウンの名言「ぼくがいつもそばにいて助けてあげられるとは限らないんだよ」が物語グッと進めていく感じがあって良かったですね。
【第14話、公正と海辺を歩く幼馴染、澤部椿のシーン。】
この作品は登場キャラクター全員の心情を丁寧に描いているのが魅力です。
椿の今まで公正に抱いていた想いがバーっと溢れだすシーンですね。
その後、第20話の椿告白シーンのとても綺麗な一枚絵が今でも印象に残っています。
【最終回、第22話のラストデュエット】
音が聞こえなくなってしまい舞台に立つのが怖かった公正も、様々な人との出会いで影響を受け、その一つ一つを舞台上で音にのせる。
演奏の中でかをりが現れた時の、公正の何かを察した表情などが細かく描かれていたのはとても良かったです。
最後を飾るPresto con fuocoの劇的なコーダが最大の聴かせどころのショパンの楽曲『バラード第1番 ト短調 Op.23』。かをりと公正のラストデュエットは美しくも激情に駆られる演出、映像、作画、音楽全てが合わさり視聴者の心をかき乱す素晴らしいクライマックスとなりました。
かをりの手紙のシーンは言うまでもなく泣けました。
[next_heading title=実写映画『四月は君の嘘』のキャストはこの方達!]