「演劇の街」の歴史を生んだザ・スズナリ。下北沢のおすすめ劇場トップ3を紹介!

古着屋、ライブハウス、小劇場が立ち並び、"サブカルチャーの聖地"として愛されている下北沢。ですが、別名「演劇の街」「劇場の街」とも呼ばれているのを知っていますか?

代表的な建物・本多劇場をはじめとし、駅周辺だけでも10以上もの劇場があるんです。

演劇好きにとっても劇団員にとっても欠かせない「演劇の街」下北沢の歴史を紐解きながら、おすすめの劇場トップ3を紹介していきましょう。

◆「演劇の街」下北沢で巡る小劇場の魅力


下北沢 <出典:http://www.burari-shimokitazawa.com/topicDetail.html?topic.id=151>

京王電鉄・小田急電鉄が走るサブカルチャーが詰まった街・下北沢。古着に身を包んだお洒落さんたちが闊歩している印象が強いかもしれませんが、よくよくみるとちょっと小汚い(失礼)個性的な方たちを目にします。

そう彼らは演劇に人生を捧げる夢見る劇団員の方々。(役者としての道は厳しく、劇団員として稼げるお給料は僅かなため独特なスタイルの方が多めなのです)

「演劇の街」と呼ばれる下北沢にはざっとみても10を超える小劇場が存在します。その数は都内でも屈指の多さといえるでしょう。

小劇場の魅力はなんといっても彼ら役者との距離。気迫こもった演技やその息遣い、体温まで伝わってきそうな近さは小劇場ならではの臨場感を味わうことができるんです。

ではどうして下北沢に小劇場が集まるようになり「演劇の街」と称されるほどまでになったのか。

下北沢で観劇するなら外すことのできないおすすめ劇場トップ3を紹介するとともに、その歴史を紐解きます。

◆『本多劇場』下北沢を代表するNo.1の劇場と行ったらここ!


本多劇場 <出典:http://www.honda-geki.com/honda.html>

「演劇の街」を作り上げたのは、演劇好きなら知らない人はいない"本多劇場グループ"を立ち上げた本多一夫さんの功績によるもの。

映画俳優を志し、自身もひとりの役者として夢を追ってきた本多一夫さんが下北沢に建てた『本多劇場』は"本多劇場グループ"の中でも最大規模を誇ります。

大人計画 <出典:http://matome.naver.jp/odai/2146138557686559701/2146139421591568703>

小劇場というとマイナーな劇団ばかりかと思いきや、今やテレビドラマにも引っ張りだこな宮藤官九郎や阿部サダヲら、人気役者が所属する劇団・大人計画なども本多劇場で公演を行っているんです。

座席数は400席に満たない程度ですが連日演劇好きが集う歴史ある劇場のひとつでもあり、若手役者たちの登竜門的存在でもあります。




◆ルーツを辿るなら『ザ・スズナリ』にも足を運んで


ザ・スズナリ <出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%8C%97%E6%B2%A2%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%AA>

「演劇の街」の中枢に位置する『本多劇場』ですが、はじまりはアパートの2階を改装して作られた『ザ・スズナリ』からでした。

本多劇場グループの代表・本多一夫さんが"すずなり荘"というアパートの2階を改装。当初は俳優養成所の稽古場として使用していましたが、いつしか小劇場に。

キャパ(座席数)は150~170席ほど。

劇場の1階部分は"すずなり横丁"という飲食店街になっており、古き日本の姿がそのまま残されているかのよう。

日本各地で大小様々な劇場が建て壊されていくなか、ザ・スズナリも幾度か消失の危機を向かえてきました。それでも演劇をこよなく愛する関係者等の声に守られ、今でも現役の小劇場として活躍しています。

◆小劇場 楽園


小劇場 楽園 <出典:http://www.honda-geki.com/gekijo.shoukai.html>

最後にご紹介したいのが『小劇場 楽園』。キャパ(座席数)が約70~90席と、前出の2つより遥かに小規模の『小劇場 楽園』ですが、実はここ舞台の作りがとっても面白いんです。

『小劇場 楽園』では舞台を挟むように客室が2つにわけられており、その舞台の中心には大きな柱が立っています。多方面からの客席の視線、柱の存在が大きく影響を与える作りになっているというわけ。

建物の構造上、柱を撤去することができなかったためこのような舞台の作りになったそうですが、これこそが『小劇場 楽園』の面白さ。

この作りをどう活かししてくれるのか、脚本・演出家への期待が高まります。

舞台や劇場の存在も演劇を創りあげる大きな要素であることに改めて気付かされる『小劇場 楽園』は「演劇の街」に相応しいのでは。


下北沢 <出典:http://matome.naver.jp/odai/2138984169543068301/2138984507346354403>

演劇を愛し続けるひとりの男、本多一夫さんからはじまった下北沢の「演劇の街」ストーリー。同じく演劇好きである身としては必ずや足を運びたい劇場トップ3をご紹介しました。

どこもキャパ数はそれほど多くないので、どうしても行きたい公演がある時は事前のチケット購入をおすすめ。各劇場の公式サイトからスケジュールを確認してみてくださいね。また初めて訪れる際にはアクセスも調べておいたほうが良さそう。

下北沢で今まで以上にディープな演劇ライフに浸ってみてはいかがでしょうか。

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<公式サイト>

▼『本多劇場』
http://www.honda-geki.com/honda.html
▼『ザ・スズナリ』
http://www.honda-geki.com/suzunari2.html
▼『小劇場 楽園』
http://www.honda-geki.com/rakuen.html

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